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2006年10月5日発売予定の「教育用レゴ マインドストーム NXT」を発売前から体験しちゃうブログ。

書いてる人: ooba

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アフレルで「デスクロボ・ハイパーセット」販売&キャンペーン中!

教育用レゴ マインドストームの販売代理店である「株式会社アフレル」にて、教育用レゴ マインドストームNXT2.0を使った「家庭学習用ホームスクーリング・デスクロボ」と拙著「入門LEGO MINDSTORMS NXT 第2版」がセットになった「デスクロボ・ハイパーセット」が販売されています! いつもありがとうございます!

いまなら出版記念キャンペーンとして、特別価格販売だけでなく、僕もちょっと参加している「初めてのロボコン ~WROJapan公式ガイドブック~」もついたお得なセットになっています。

日本語対応のレゴ マインドストームNXT2.0は現時点では教育用セットしかありませんので、興味のある方はこの機会にどうぞ。

レゴ マインドストーム NXT 2.0発売開始! (ただし英語版)

Amazon.co.jpに「発売日:2009/10/8」と書いてあるくせにいつまで経っても購入できなかった「レゴ マインドストーム NXT 2.0」が、ようやく出荷できる状態になったようです! さっそく1セット注文しました! 待ちくたびれたー。

レゴ マインドストーム NXT2.0 (英語版) 8547

ただし、ご覧のように「英語版」です。海外向けの英語版を売り出したってことは、日本語版は出ないんでしょうね、おそらく...。しかも、今のところAmazon.co.jp以外で販売されているのを確認できていません。レゴの専門店である「レゴクリックブリック」に電話してみましたが、現時点では販売の予定は立っていない模様...。クリブリで買えないうちは他のお店でも買えないでしょうね...。うむー。

まあ、英語だとプログラミングで多少困るくらいで、基本的にはレゴブロックなので問題ないでしょう (たぶん)

僕が把握している玩具用NXT2.0「のみ」の新要素は以下です。

・カラーセンサー
色を識別できるセンサーです。サードパーティではすでにありますが、ついに純正でも登場! しかも、いまのところ単品販売はなく、玩具用NXT2.0を買わないと手に入れられないというレアモノです。ちなみに光センサーとしても使えます

・いくつかの新パーツ
最近のTechnic系セットに入っている新パーツがいくつか同梱されています。詳しくはこちら長さ9のシャフトとか結構うれしい

・Sound EditorとPicture Editor
これまで外部ツールで編集していたNXT用の画像ファイルと音声ファイルを、公式ツールでも編集できるようになりました。これは便利!

・Remote Control
PCからNXTを操作するコントローラです。これも外部ツールで出ていたのが公式に取り込まれた感じですね

他にもNXT2.0にはいくつかの新要素があるのですが、その辺はすでにリリースされている教育用NXTソフトウェア2.0リリース (from アフレル) を見ていただくのが早いと思います (データロギングと温度センサーは教育用のみの新機能です)。ちなみに教育用NXTソフトウェア2.0はもちろん日本語版ですよ。

無事に届いたら簡単なレビューをしたいと思いますー。

家庭で学べる教育用NXT「デスクロボ」発売中

教育用レゴ マインドストームの正規代理店である株式会社アフレルから、家庭教育向けのレゴ マインドストームNXT「デスクロボ」シリーズが発売中です。

家庭向け教育用レゴ マインドストームNXT「デスクロボ」シリーズ

NXTの教育用基本セットにNXTソフトウェアやACアダプター、楕円コースなどが追加されたお得なセットです。ポイントは小中学生向けに書かれた全4回の教育テキスト。ロボットの組み立てから、プログラム基礎、モータやセンサの使い方などがじっくり学べます。お子様の教育にぜひ使ってほしいセットです。

また、デスクロボリリースに合わせて、「ロボジョイくらぶ」というサイトもオープンしました。マインドストームNXTによる家庭教育をインターネットからサポートするコミュニティサイトです。マインドストームの達人が「マイスター」として何人か参画しており、僕もいろいろと協力しています。

コンテンツや機能はこれから充実していく予定です。更新情報はマイスターブログでもお知らせされるので、ぜひチェックしてみてください。

クリックブリック八重洲店が本日閉店

レゴ専門店「クリックブリック」の八重洲店が本日をもって閉店するそうです。

幅広い品揃えとフレンドリーな接客でとても気に入っていたお店なので、非常に残念です。マインドストームNXTとも相性がいいTECHNIC系セットの在庫も豊富にそろえていた店で、僕が持っているセットのほとんどはここで購入したと思います。

閉店までの一週間限定で10%割引の閉店セールをやっていたので、お世話になったご挨拶とレゴブロック拡充をかねて、初日と最終日に行ってきました。以下がセール期間中に購入したモノです。

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「#8421 Mobile Crane」はセール前にも1セット購入した気がしますが、きっと気のせいです。2005年リリースなのに何回も再販がかかったことからもわかるように、かなりの良キットですよ、これは。モーターと電池ボックスに加え空気ポンプも入ってて、「TECHNIC基本セット」といっても過言ではない内容だと思います。いいセットは複数あってもいいものです、はい。

「#8272 Snowmobile」はまだこのセットにしか入っていない新しいキャタピラの部品、「%57518 Technic Link Tread New」と「%57520 Technic Link Tread Wheel」を目当てに購入しましたが、モデル自体もなかなかよいです。別エントリーで軽くレビューしたいと思います。もう1セット買おうと思ったら、今日はもうありませんでした…。他の店で買わなくちゃ。

その他はTECHNICではないですが、「#7905 Building Crane」なんかはマインドストームでも活用できそうな面白いパーツが入っていて、CITYの割にはTECHNIC寄りな感じです。城は安かったのとガイコツ目当て(笑)。バケツはまあ基本ということで。

閉店まであと数時間となり、16時の時点ではもうTECHNIC系セットは「#8271 Wheel Loader」しか残っていませんでしたが、他にもお得でよいセットがまだまだがあったので、気になる人は急いでください! 青いバケツもAmazonとかよりお得でした。

ちなみに、最終日の今日は店舗に飾ってあったデカフィグやデカブロック、展示品なども処分していたようですが、開店と同時に売り切れたそうです(^^;

スタッフのみなさま、いままでありがとうございました。そしておつかれさまでした。また違う店舗で会いましょう(笑)。

NXT用のケーブル類の単体販売が開始される模様です

販売代理店の情報によると、従来のセンサーやモーターをつなげるための変換ケーブルや、セットに付属の接続ケーブル3種類が、来月あたりから教育用の追加パーツとして単体発売される模様です。

現在入手しているリストは以下のとおり。値段はまだ未定の上、商品構成は変わる可能性があります。新しい情報が入り次第また書きますが、詳細は教育用の販売代理店である株式会社アフレルなどにお問い合わせ下さい。

  • 変換ケーブル 3本セット
  • 接続ケーブル 0.5m
  • 接続ケーブル 0.35m
  • 接続ケーブル 0.2m

これに加え、先日出たアップデータを使えば、玩具用のNXTソフトウェアでも従来のセンサーやモーターを使う環境が整いますね。ユーザーとしては選択肢が広がってよいと思います。この調子で純正でも長い接続ケーブルを出したりしてくれないかしら…?

玩具用 NXT も販売開始! そして…

今日のエントリーは NXT ブログというよりレゴ日記になっています(^^

教育用に続き、本日より玩具用レゴ マインドストーム NXTも販売が開始されました! 僕はツクモ ロボット王国で予約をしていたのですが、ETロボコンの試走会でちょうど東京駅近辺にいたので、レゴ専門店であるクリックブリックの八重洲店に様子をうかがいにいってみました。

さすが発売日だけあって、たくさんの NXT が店の入り口に大きくディスプレイされていました。二足歩行ロボットである「Alpharex」が組んであって、自由に触れるようになっていました。質問をすると店員のお姉さんがロボットを動かしながら親切に説明してくれます。最近始まったクリックブリック東急プラザ店スタッフのブログ「クリブリスイッチ!」で告知されていた雑誌「Paper sky」も置いてありました。おかげで思わずここでも1セット買ってしまいそうでしたよ(笑)

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クリックブリックは、普通の玩具店では売っていない Technic 系のセットや日本未発売のセットに加え、レゴの服やグッズなども取り扱っています。今シーズンの新作のロンT (参照:レゴ系(仮): レゴ・クロージング「FUNNY NIGHT」シリーズ) を買おうと思っていたのですが、欲しかったヤツのサイズがなくてがっくり。店員のお姉さんに聞いたところ、入荷の予定もまだ未定で他店舗にあるかもわからないとのことで、今日はあきらめることに。ぐむむ。

代わりに前から気になっていた日本未発売の「#8287 Motor Box」を購入。RC シリーズで使われていたモーターと新しい電池ボックスに、現在使われているほぼ全種類のギア (ラックギアとターンテーブル以外全部?)が入ったパーツセットです。個人的には、なかなか入手できない切り替えユニットが入っているのがアツイです。

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店内物色と談笑を終え、ツクモ ロボット王国で予約してある分の NXT を受け取りに秋葉原へ。店内には様々なロボットが展示・販売されており、これまた思わず買ってしまいそうになりましたが、我慢してマインドストームのコーナーへ。こちらではプレイアブルにはなっていませんでしたが、教育用と玩具用どちらもバッチリ売っていました。店内撮影しようと思ったら店員に止められたので写真はなしです(^^;)

というわけで、玩具用 NXT も無事入手することができました。そして…。

続きを読む "玩具用 NXT も販売開始! そして…" »

マインドストーム NXT の商品構成

いままでのマインドストームと同様、NXT にも一般用と教育用があります。現状わかっている範囲内で、その違いと商品の構成をまとめてみます。

まず今回発売される商品ですが、日本語版は基本的には以下の5点になります。

商品名価格発売備考
一般用レゴマインドストーム NXT 基本セット42,000円10月一般用NXT ソフトウェア付属
教育用レゴマインドストーム NXT 基本セット39,900円9月開発環境は付属しない
教育用 NXT ソフトウェア ver.1.07,350円10月サイトライセンスあり
教育用 ROBOLAB 2.98,400円9月サイトライセンスあり
教育用拡張セット8,610円9月

上の表で一般用と書かれているものは玩具店などのこれまでレゴをあつかっていた店舗で購入可能です。教育用と書かれているものは株式会社アフレルなどの教育用マインドストームの販売代理店や、それを扱う店舗 (ロボコン館とか?) で購入可能です。

一般用セットと教育用セットで販売時期が違うのは、NXT ソフトウェアのリリース時期のせいなんですかねぇ。日本では教育用セットのほうが9月発売といち早く購入可能になっています。ただし教育用セットには開発環境 (ソフトウェア) が付属していませんので、同時発売の ROBOLAB や10月発売の NXT ソフトウェアを別途購入する必要があります。ハードとソフトの両方を買うと一般用の値段より高くなってしまうのが残念ですが、日本語版の NXT を早く触りたい場合は教育用を買うのがよさそうです。

一般用と教育用の中身の違いは以下です。

  • 開発環境が一般用は NXT ソフトウェアしか選択肢がないが、教育用は ROBOLAB とどちらか選べる
  • 教育用にはリチャージャブルバッテリーや収納トレイが付属する
  • 教育用にはタッチセンサーが2つ (一般用は1つ)、ランプブロックが3つ付属する
  • 教育用には従来のモーターやセンサーを使うための変換ケーブルが付属し、教育用開発環境でそれらを扱う事ができる
  • ブロック数は教育用が431個、一般用は570個
  • 教育用では二足歩行の Alpharex などのロボットは作れない (教育用拡張セットを購入すれば可能)

ヘビーに使う人にとってリチャージャブルバッテリーの存在は大きいと思いますが、一番大きいのは変換ケーブルの存在ですかねぇ。従来のモーターやセンサーを利用するには変換ケーブルを使わないといけません。このケーブルはパーツ売りされる可能性が高いですが、一般用 NXT ソフトウェアではソフトウェアレベルで従来のモーターやセンサーが使えないようになっているみたいです。どこかいじったら使えるようになるのかも知れませんが(^^;

このように販売時期的にもセット内容的にも教育用セットのほうが魅力的ですねぇ。これまでのマインドストームや Technics などで遊んでいた方には教育用をオススメします。ただしベースの値段がちょっと高くなってしまうので、ちょっと遅くても少しでも安く購入したい方には一般用のほうがいいと思います。しばらく遊んでいると教育用も欲しくなると思いますが(笑)

ニュース記事と補足

発表会と公式リリースがあった 6/9 には、各ニュースメディアに「レゴ マインドストーム NXT」の記事が出ました。僕が確認した Web 上の記事とその補足を載せておきます。


■ Robot Watch
http://robot.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/06/06/30.html (動画アリ)
この画像が「ROBOLAB」っぽい書き方をしていますが、これは「NXT ソフトウェア」のほうですね。ROBOLAB はどんな画面になるんでしょうかねぇ。

■ GAME Watch
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20060606/nxt.htm
「従来製品では2つまでしか繋げることができなかったインタラクティブサーボモーターが、3つまで接続可能となった」というのはちょっと違って、「付属モーター数が2つから3つになった」が正しいです。RCX も NXT もモーターは3つまで接続可能です。また、一般用セットに含まれるブロック一覧の画像があります。

■ ITmedia
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0606/06/news080.html
「各センサーとの接続は専用ケーブルを使用しており、RCX との互換性はない」と書かれていますが、教育用セットには従来のモーターやセンサーを NXT に接続するための変換ケーブルがつくらしいです。教育用 NXT ソフトウェア上にも従来のモーターやセンサーを扱うための項目があります (一般用 NXT ソフトウェアには残念ながらないっぽいです)。

■ 日経BP系 (ITpro、Tech-ON!)
http://www.nikkeibp.co.jp/news/it06q3/505474/
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060606/240095/
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060606/240154/ (動画アリ)
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060606/117902/ (要会員登録)
「拡張セット」の値段の記述があります。教育用セットではブロックの構成の違いで一般用セットで作れる「Alpharex(二足歩行ロボット)」などは作れないのですが、この拡張セットを買うと作れるようになります。教育用セットは、充電式のバッテリーや変換ケーブル、ライトブロック、ライトブロックが2個など、ギミックをより楽しむためのセット構成になっているようです。

■ ASCII24
http://ascii24.com/news/i/hard/article/2006/06/06/662682-000.html
教育用セットの中身の写真があります。が、トレイに収められている状態なのでよくわかりません(^^;

■ MYCOMジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/news/2006/06/08/320.html
これまでの記事をまとめた感じです。RCX を RCT と書き間違えているのが気になります(^^;

■ 組み込みネット
http://www.kumikomi.net/article/news/2006/06/09_01.html
最初にマイコンの話が出てくるところが、さすが組み込みネット! NXT では CPU が H8 から ARM7 に変わりました。


各記事を読んでいると頭がごちゃごちゃになるかも知れませんので、セット内容について簡単にまとめておきます。

一般用セットには「一般用 NXT ソフトウェア ver.1.0」と一般向けのブロックセットが、教育用セットには教育向けのブロックセットが含まれています。教育用セットにはプログラミングをするためのソフトウェアが含まれていないので、別途「教育用 NXT ソフトウェア ver.1.0」か「教育用 ロボラボ ver.2.9」を購入する必要があります (教育用にはサイトライセンスがあり、用途によって多様に対応できるようになっているようです)。さらに、教育用セットでも一般用セット向けのロボットを作れるようにする追加セットの「拡張セット」があります。

僕も実はよくわかっていませんが(^^;)、セット構成の詳しい話は別のエントリーで書きたいと思います。