8/30「第2回 科学技術におけるロボット教育シンポジウム」が行われました。
▲会場の神奈川県立青少年センター(桜木町から歩いて10分くらい)です。
会場内の様子です。
冒頭の基調講演では、JAXAの理学博士、阪本さんによる発表がありました。小惑星を飛び回るロボットなど珍しい映像を観ることができました。
あと、午後のワークショップでは五十川さんと二人で講師をさせて頂きました。
テーマは計測を使ったプログラム方法について。教育用レゴマインドストームとROBOLABを使って、データのロギングをするというワークショップを行いました。
▲ロボットエデュケーターの「モバイルカラー識別」ロボット。
出力ポートAに『モータ』をつなぎ、入力ポート3には『光センサ』をつなぎます。
▲ロボットを走らせることによって、光センサがどう反応するかを検証します。
▲Robolab2.9.4で作成した「データロギング」プログラム(実験A・B共通)。
「データロギング開始」「ロギング停止」「ログファイル保存」を実行することで、インテリジェントブロックの中に記録されます。
nxtlog.viをダウンロード (「データロギング」プログラム Robolab2.9.4)
▲プログラムをインテリジェントブロックに転送後、実行させてみました。 5秒ほどモータが正転して、ロボットが走ります。
▲実行後、パソコンとインテリジェントブロックをUSBケーブルでつないで、メニューから「検出」を選択します。
▲nxtlog.rbtをダウンロード (「データロギング」プログラム 教育用NXTソフトウェア2.0)
▲取り込み頻度を「50回/秒」にした場合のデータログです。太さ20mmのラインを横切る時間はわずか約50ミリ秒でした。つまり、ライントレースロボットは最低でも50ミリ秒以内にプログラムの判断を下さないとライン上を走れないということになります。
▲あと、五十川さんの製作したグラデーションのかかったラインでも走ることができるというハイスペックなロボットが公開されました。ロボットは無事完走して、会場から拍手があがりました。
▲あと、手前味噌ですが、私が途中でお見せしたドットマトリックスLEDの表示装置の作り方はこちらです。参考にどうぞ。