2018年2月21日、FRC(FIRST Robotics Competition)に参加する「SAKURA Tempesta(サクラテンペスタ)」というチームのロボット完成披露・出発式というイベントがありました。
同チームについての情報はこちらの公式サイトで詳しく紹介されています。
Webサイト
https://twitter.com/SakuraTempesta
FRCとは米国FIRST主催による主に高校生対象の国際的なロボットコンテストです。日本のロボットコンテストと違って、スケールが大きい点が特徴です。
このFRCという大会ですが、非常にハードルが高いです。 参加費用だけで6000ドル(約68万円)が必要です。そこからさらに、ロボット製作の費用と会場への旅費が必要となります。資金を集めることもチームの活動に含まれています。
2015年には「Indigo Ninjas」と「Tokyo Technical Samurai」というチームが日本から初参加を果たしています。両チームについては 「ロボコンマガジン2015年5月号」に紹介記事を書きましたので、ご興味のある方はお読みください。
▲イベントの開始直後の様子です。千葉県にある「SHITSURAI」という会場を使用しています。
▲「SAKURA Tempesta」チームのメンバーとサポーターの集合写真です。
▲完成した「SAKURA Tempesta」のロボットです。協力企業のロゴが並んでいます。
ロボットの組み立てには千葉工業大学さんが場所を提供したとのことです。
FRCのルールにより、ロボットの開発期間は6週間ちょっとしかありません。限られた時間の中で最大限のパフォーマンスを追求しなくてはならないため、高い技術が要求されます。
▲ロボットを無線で操縦するためのパソコンとゲームパッドです。プログラミング言語にはJavaを使用しているとのことです。
なお、FRCの予選は3月22日~3月24日にハワイ・ホノルルで開催されます。例年どおりならば、会場の様子はネットでライブ中継されますので、日本からでも様子を確認することができると思います。