ロボジョイくらぶ・マイスターブログ

WeDo発表会

レゴ(R)・エデュケーションの新製品「WeDo TM」の発表会がありました。
ものすごい報道陣の数です。
発表した商品は以下の３つ。それぞれ別売り。

・レゴエデュケーションWeDo組み立てセット（レゴUSBハブ、モーションセンサー、チルトセンサー、パワーモーターM、歯車やブロックなどのセット）18,900円。

・レゴエデュケーションWeDoソフトウェア（ソフト）7,890円。

・レゴエデュケーションWeDoアクティビティガイド（ソフトウェア用の追加データ）7,980円。

発売は7月です。「学校専売品として販売」とのことです。

http://www.legoeducation.jp/wedo/

WeDoについてはこちらの公式サイト（今日オープンしました）を見ていただくといいかと思います。

MITのミッチェル・レズニック教授による説明。

WeDoによるサンプル。モーターとセンサが一個ずつつながってます。

モーターは上から追加で挿せるようです。NXTモーターとの互換性はありません。

4月末、千葉市にある科学館ではレゴエデュケーションの企画展を行うそうです。
WeDoを使ったワークショップも予定しているそうです。
5月3日にはナンと、五十川さんのデモンストレーションもやるみたいです。

ロボジョイくらぶ更新

ロボジョイくらぶのチャレンジ教室を更新しました。

http://robojoy-club.com/challenge/challenge_c2_3.php

今回はランプについての記事です。ものすごくマニアックな内容になってるかもしれません。すみません。

「エレキ入門」は次回で最終回となる予定です。

あと、メルマガの最新号を発行しました。

NXTを使わずにNXTモーターを動かす

＊以下、メーカー保障外の行為です。故障しても責任もてませんのでマネしないでください。

まるっきり趣味の世界の話ですが、
自作のマイコン基板にNXTモーターを接続できるようにしてみました。
こうすると、NXTインテリジェントブロックなしでNXTモーターを動かすことができます。
エンコーダを読み取って、回転量の検出も可能です。
モータードライバは2個で300円、マイコンは500円です。
基板は少量生産なので5000円くらい。大量に作ったら1000円くらいにまで下げられると思います。
となるとNXTモーターが一番高いですね。

、、、あと、肝心の利用目的が浮かびません。

RoboLab2.9.4

RoboLabの最新バージョン「2.9.4」を使う機会がありましたので、変更点などを簡単に紹介します。

▲RoboLabのインストールを行い、最初に実行した画面です。まっさらな状態からインストールすると警告画面が出てきます。ここでは「ブロックを解除」を選択します。

▲細かいことですが、前バージョンのこの画面では文字化けしていたのが直っているようです。

▲ついに念願の「NXT同期モーターコントロール」「NXT距離コントローﾙ」「NXTスピードコントロール」が登場しました（2.9.3ベータから）。これでロボットの正確な制御ができるようになります。

▲「コンテナ」を選択した状態です。NXT用の温度センサーが追加されています。

▲ジャイロなどのセンサーが見当たらない、、、と思ったら、「ユーザーライブラリ」という別の階層にありました。ここにはHiTechnic社の他に、Mindsonsers社のセンサーも登録されていました。

▲HT(HiTechnic)を選択した状態です。アイコンが一杯出てきました。どれがどれだか分かりません。アイコンにカーソルを一つ一つ合わせると名前が分かるようです。

▲ファームウェアの更新ダイアログです。困ったことにRoboLabとNXTソフトウェアではファームウェアの互換性がありません。NXTソフトウェアでファームウェアを書き込んでいたりすると、このような更新画面が出てしまいます。手間がかかるので、RoboLabとNXTソフトウェアを併用するのは難しいと思います。

というわけで、最新版の2.9.4は「新しいセンサーを使ってみたい」という人にオススメです。

▲バージョンは「7.23」でした。NXTソフトウェアとバージョンの数え方が違ってて、大きな値になってます。今回のファームウェアからメニューの切り替えが1ドット単位でヌルヌル動くようになっています。

以下、余談ですが、

▲レゴエンジニアリングのwebサイトのダウンロードコーナーに2.9.4のパッチが置いてあります。

▲ためしに、ダウンロードしたパッチを実行して「2.9.3」から「2.9.4」へのアップデートを試みたのですが、エラーが出てうまくいきませんでした。原因は不明です。
「easy installer」というセットアップ形式の方はうまくインストールが出来ましたが、そのかわり日本語版が上書きされて英語版になってしまいました。失敗です。
どなたか日本語版でうまくアップデートができた人がいたら教えてください。

教育用NXTソフトウェア2.0

「教育用NXTソフトウェア」の最新バージョン「2.0」を使う機会がありましたので、ここで簡単に紹介したいと思います。

このバージョン2.0の主な変更点は

・ロギング機能への対応

・新しいセンサーへの対応

などのようです。

▲まずは画面です。左上にログを表示するためのボタンがツールバーが追加されました。

あと、ツールバーに「ユーザープロファイル」というコンボボックスが追加されていますね。これはまだ使っていないので、よくわかりません。

▲新機能のデータロギングを使うためのブロックが追加されてます。

あと、ジャイロセンサーやカラーセンサー用のブロックも追加されています。

▲「一定」というブロックが追加されました。値を記憶するという点では変数と同じなのですが、このブロックは一度決めたら内容を変更できず、読み込み専用になります。

なお、「計算」ブロックはあいかわらず「数学」になってました、、、。

▲新発売の「温度センサー」が追加されていました。先ほどのジャイロと同じ項目に入っていません。あちらはHiTechnic社製のセンサーだからでしょうか。

▲あと、重要な変更点として、ファームウェアのバージョンがなんと「1.26」になっていました。

今までは「1.05」だったはずでは、、、？

http://mindstorms.lego.com/Support/Updates/

あわてて公式サイトを確認してみたのですが、やはり1.05のままです。リテール版とは扱いが違うのか、それともそのうち更新されるんでしょうか。

（

追記。どうやら教育用レゴマインドストームのファームウェアはレゴエンジニアリングのサイトで公開されていくようです。

http://legoengineering.com/library/cat_view/41-applications-patches-a-firmware/42-lego-mindstorms-nxt-software.html

）

あと、旧来のNXT1.xで作ったファイルを開いた場合、「！」というマークが表示されるようです。

サポートサイトの説明によると、不動小数点で整数を扱ってるとかなんとか書いてあったのですが、よくわかりませんでした。ちょっとあてずっぽの解釈ですが、前バージョンでは割り算を行うと整数化されてしまうのですが、現バージョンでは少数になるようです。

日本語に翻訳

レゴマインドストーム10周年記念NXT

遅い話題ですみません。

久々にマインドストームの公式サイトを見たら、特別モデルの黒いNXTが発表されてました。

http://mindstorms.lego.com/eng/news/default.aspx

レゴマインドストームが発売されてから10周年を記念したもののようです。

これはマニア向けですね。

ロボジョイ更新

ロボジョイくらぶを更新しました。
連載してるエレキ入門、今回は「NXTモーター」についてです。
モーター内部のロータリーエンコーダについて解説しているのって、おそらく初めてじゃないでしょうか。興味があったら読んでみてください。
ロボジョイくらぶの登録は無料でできます。