RoboLabの最新バージョン「2.9.4」を使う機会がありましたので、変更点などを簡単に紹介します。
▲RoboLabのインストールを行い、最初に実行した画面です。まっさらな状態からインストールすると警告画面が出てきます。ここでは「ブロックを解除」を選択します。
▲細かいことですが、前バージョンのこの画面では文字化けしていたのが直っているようです。
▲ついに念願の「NXT同期モーターコントロール」「NXT距離コントロール」「NXTスピードコントロール」が登場しました(2.9.3ベータから)。これでロボットの正確な制御ができるようになります。
▲「コンテナ」を選択した状態です。NXT用の温度センサーが追加されています。
▲ジャイロなどのセンサーが見当たらない、、、と思ったら、「ユーザーライブラリ」という別の階層にありました。ここにはHiTechnic社の他に、Mindsonsers社のセンサーも登録されていました。
▲HT(HiTechnic)を選択した状態です。アイコンが一杯出てきました。どれがどれだか分かりません。アイコンにカーソルを一つ一つ合わせると名前が分かるようです。
▲ファームウェアの更新ダイアログです。困ったことにRoboLabとNXTソフトウェアではファームウェアの互換性がありません。NXTソフトウェアでファームウェアを書き込んでいたりすると、このような更新画面が出てしまいます。手間がかかるので、RoboLabとNXTソフトウェアを併用するのは難しいと思います。
というわけで、最新版の2.9.4は「新しいセンサーを使ってみたい」という人にオススメです。
▲バージョンは「7.23」でした。NXTソフトウェアとバージョンの数え方が違ってて、大きな値になってます。今回のファームウェアからメニューの切り替えが1ドット単位でヌルヌル動くようになっています。
以下、余談ですが、
▲レゴエンジニアリングのwebサイトのダウンロードコーナーに2.9.4のパッチが置いてあります。
▲ためしに、ダウンロードしたパッチを実行して「2.9.3」から「2.9.4」へのアップデートを試みたのですが、エラーが出てうまくいきませんでした。原因は不明です。
「easy installer」というセットアップ形式の方はうまくインストールが出来ましたが、そのかわり日本語版が上書きされて英語版になってしまいました。失敗です。
どなたか日本語版でうまくアップデートができた人がいたら教えてください。