ヒューマンエヌディーではキッズスクールの一つとして「ロボット教室」「理科実験教室」などを運営しているのですが、そのロボット教室の新しい講座として、「ロボティクス プロフェッサーコース」が2013年9月からスタートするそうです。対象範囲を小・中学生に広げ、“未来のロボット博士”を養成するという目標を掲げています。
▲「ロボティクス プロフェッサーコース」の発表会の様子です。左が千葉工業大学・未来ロボット技術研究センター(fuRo)の古田貴之さん。右がヒューマンエヌディー代表取締役の山本昌人さんです。
古田先生は今回の新カリキュラムを作るにあたってアドバイザーとして参加。テキスト作りも担当しているそうです。
社長の山本さんによると、古田先生との出会いは2年前で、古田先生の研究室を訪ねて話し合ったさいに、講座の方向性がすでに決まったとのことです。
▲今現在、ロボット教室で使われてる教材も展示されていました。ブロック型の組み立てロボットキットです。ロボット教室は2009年から始まり、現在は日本全国に530の教室があり、生徒数は約4000名にも上っているそうです。
▲今回、新しく採用される教材がこちらです。先ほどのブロック型と違って、電子工作要素を含んでいます。市販のArduino(アルドゥイーノ)対応のマイコン基板がそのまま使われていました。
▲古田先生から新教材の説明がありました。マイコン基板にオリジナルの拡張基板を搭載することで、DCモータなどを接続できるようです。
▲新教材のデモンストレーションも行われました。サンプルとして公開されたロボットはオムニホイールとDCモータを3組搭載していて、360度全方向に移動していました。赤外線測距センサを追加すると、壁に当たらないようにもできます。
ロボットをパワーアップする過程で数学や物理を学んでいくそうです。