レゴマインドストームEV3 ホームエディション(家庭版)が発売されたようです。EV3ホームエディションは教育版EV3と部品の構成が違います。
EV3ホームエディションは「玩具」なので、教育部門を手掛けるレゴエデュケーションでは扱っていません。例によってAmazonなどでは購入できるようです。EV3ホームエディションはレゴジャパンさんのサイトを見ても載っていませんので、日本国内でサポートを受けられるかどうか、、、(ご購入された方はサポート先がどうなっているか教えてください)。ホームエディションのEV3ソフトウェアはレゴ社(海外)の公式サイトから無償でダウンロードできます。玩具版NXT2.0と違って、ちゃんと日本語対応しています。
ホームエディションのEV3ソフトウェアと教育版のEV3ソフトウェアでは仕様が違います。たとえばデータロギング機能やロボットエデュケーターはホームエディション側にはありません。
▲EV3ホームエディションの発売に合わせて、EV3に関係するiPhone/iPad/Android用のアプリが無料で公開されました。
Androidについては、Google Playからインストールすることができます。
https://play.google.com/store/apps/developer?id=The+LEGO+Group
EV3に関係するアプリは全部で3つです。
▲「Fix The Factory」。これはプログラミングを疑似体験できるというパズルゲームですね。
EV3本体は不要です。
あんまりEV3と関係ない内容でした。
▲「3D builder」は製作例の組み立て説明書です。EV3本体は不要です。
パーツはモデリングされているので、拡大したり、カメラを回り込んで見たりすることができて、紙媒体よりも分かりやすいです。
全5種類の製作例が収録されています。
教育版EV3で再現するためには「IRセンサー」を別途買っておく必要がありますね。
▲「Commander」はタブレットやスマホをリモコンがわりにして、EV3ロボットを操作できるアプリです。
既存のロボット以外にも、ボタンをレイアウトを自前で割り振って、オリジナルのロボットを操作することもできます。
ロボットを動かすためにはインテリジェントブロックをBluetooth機器として登録(ペアリング)する必要があります。
▲インテリジェントブロックEV3をBluetooth機器として登録する方法を紹介します。
最初、Bluetoothの設定がオフ(無効)になっていますので、オンに切り替えます。
ボックスにチェックのマークが入ります。
▲続いて、タブレット側からBluetooth機器を探します。写真はNexus7での場合です。
「EV3」と表示されますので、タップすると、パスキーの入力画面が表示されます。
ここで「1234」と入力します。
▲すると、インテリジェントブロック側にペアリングの要求が表示されます。
ここで、右のチェック側に合わせて決定ボタンを押します。
▲続いて、パスキーの入力です。
デフォルトが「1234」になっていますので、そのまま決定ボタンを押します。
うまくいくと、ぺアリングが成功します。
この一連の作業には時間制限があるので、入力は早めに行ってください。