macOSの新バージョン「Catalina(カタリナ)」では教育版EV3ソフトウェアが動作せず、その代わりとして「EV3 Classroom」という別のプログラミング環境が提供されています。
そこで、手持ちのMacにEV3 Classroomをインストールしてみました。
EV3 Classroomのインストーラはここから入手します。現時点でのバージョンは1.1.1です。
https://education.lego.com/ja-jp/downloads/mindstorms-ev3/software
現時点ではMac以外の端末でページを開くと、EV3 ClassroomではなくEV3ソフトウェアのダウンロードが行われてしまいます。Mac以外でのEV3 Classroomは9月以降に公開される予定です。
インストールして、実行してみました。SPIKEアプリにそっくりですね。今までEV3でScratchのプログラミングを行うにはWebブラウザから通信するしかありませんが、これでスタンドアロンでも動かすことができるようになりました。
モーター拡張とか移動拡張がないのが困ったところですが、そのうち対応してくれると思います。
https://legoedu.jp/_pdf/news_20200717.pdf
レゴ エデュケーションさんのリリースによると「EV3 Lab (EV3ソフトウェアのことらしい)と EV3 Programmer は、2020 年 12 月以降は、アプリストアでの提供を終了します」とのことです。こうなると、EV3 Classroomへの移行は必然ですね。Windows用のEV3ソフトウェアは公開を続けるとのことですが、EV3 Classroomで統一した方が混乱しないと思います。
いままで積み上げたソフト資産がリセットされてしまうのは残念ですが、これは仕方ないですね。
気になるのはEV3 Classroomの処理速度です。ベンチマークテストでEV3ソフトウェアと比較してみたいです。