ETロボコンでは技術教育も終盤にはいり、早い地区では試走会が始まっています。
本番と同じコースを使って参加者がテストできる環境を提供しています。開発でいうところのシステムテストにあたります。
今回は東京地区の第1回試走会を訪問しました。
会場は、情報技術開発株式会社さんの大きな会議室。新宿駅から近く便利で素晴らしい環境。
東京地区は全国で最大の参加者数のため、2日にわけてさらに2コース使っての試走会です。ETロボコンは若手技術者、学習者を主なターゲットとしていることもあり、会場は若者熱気でアフレています。
システムテストと先ほど書きましたが、実はそうでもありません。特に試走会1回目は、他チームの様子見(参考例探そうもあり)であったり、競技環境の把握(コース材質、摩擦係数、実測値取得等)が主であったりもします。東京地区ではこの試走会でモデル相談所」も開設し、参加者が実行委員に設計モデリングについて相談しレベルアップをはかっていく取り組みがあります。
また、他地区では試走会の後に懇親会開催したり参加者交流を深める取り組みや、一般の方の見学可能にしてIT,ETの取り組み紹介といった活動も行っています。
ETロボコンが”教育ロボコン”である一面です。
東京地区はITA(Information Technology Alliance)各企業のご協力にて運営されています。こうした会場のご提供もほんとうにありがたいご支援です。
さあ、暑い夏。技術者の熱い魂もこの夏、ロボットに注入されていくことでしょう。
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