先週末2/22の「ふくいサイエンスフェスタ」にて、北海道大学名誉教授 鈴木章先生の講演を拝聴しました。
鈴木先生が有機化学に進むキッカケとなった2冊の本の紹介
福井県では出身者である南部陽一郎先生のノーベル賞受賞を記念し、2010年から県内の中高校生を対象とした理数分野の人材育成を図ることを目的に、理数分野のコンテスト優秀者や自主的、継続的な調査研究活動の努力、成果に対して「南部陽一郎記念ふくいサイエンス賞」を授与しています。
今年の受賞者。 栄えある第1回高校部門の受賞者の寺尾君は、小学生から高校生までずっとWRO Japanに挑み続けた選手で、受賞インタビューで「将来はプログラマーになりたい」ともあり、寺尾君の受賞は私たちにもたいへん嬉しいことでした。
ノーベル賞の対象となった Suzuki coupling の説明式
ノーベル賞メダルの裏面は女神
鈴木先生は、留学、米国大学での研究期間もありますが、ずっと北海道にて研究を続けていらっしゃいます。講演後の高校生からの質問に「人真似をしないこと。人がダメだと言っても、なぜ?と自分で考えること」と回答されていらっしゃいました。少年時代・青年・研究者・教育者 鈴木先生を育んだ北の大地の素晴らしさ。
株式会社アフレルは2月22日に設立から9年を迎えました。日頃の皆様のおかげです、感謝申し上げます。ありがとうございます。
いよいよ10年目に入ることとなりました。「30年後の明るい未来社会を目指して、創り出す人を支援する」を以て、そして福井の地がその拠点となるよう、企業人としてこれからも前進を続けていこうと思っています。今後とも、よろしくお願いいたします。
鈴木先生の講演には県内高校生が500名ほど参加、講演後の質問にとても多くの手があがり、時間切れになってしまったことに、ちょっと嬉しくなった創立記念日でした。
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