なでしこJapan、いよいよ決勝。準決勝イングランド戦勝利後の宮間キャプテンのインタビューがスゴイ「優勝を目指してきたのでやっともうすぐスタートに立てる」と。その強い思いと度胸たるやどこから沸いてくるのだろう、日頃の鍛錬であるのだろうが、それにしても地に足がつき一点目標を見据えて動じない感じです。
しかし、どんな選手にも”地に足がつかない”そんな時はあるものらしい。
■(日刊スポーツ 記事)足が震えた唯一の舞台/松井の甲子園1
http://www.nikkansports.com/baseball/column/mirai/news/1475476.html
(記事より)
「第1打席は、自分で足が震えていたのが分かりました。おそらく、打席で足がブルブルとなった記憶はその時ぐらいです。巨人に入った時の東京ドームや、メ ジャーに行ってからヤンキースタジアムで初めて打席に立った時も、足が震えることはなかったですから。ただ、甲子園の時だけは別でしたね」
■(日刊スポーツ 記事)雰囲気にのまれた甲子園/イチローと高校野球 後編
http://www.nikkansports.com/baseball/column/mirai/news/1483240.html
(記事より)
「雰囲気はやっぱり嫌でしたね。あんな大舞台は初めて。のまれた感じはありました。(打席で)フワフワしてました。地に足が着いてない、ってこういうことか、と思いました。なかなか経験しないし、プロに入ってからもない。甲子園だけでしたね」
”晴れの大舞台”は緊張、緊張です。まったく比較にはならないのですが、私にも一度だけ”地に足がつかない”経験があります。小学6年少年野球でのこと、市の大会の1試合目、会場は(今はなくなってしまった)福井市営球場。生まれて初めて観客席のあるホンモノの野球場での試合でした。とにかく試合前の挨拶にベンチをでるところからアタマがボーッとしてフワフワとして足が地面を蹴ってる感じがしませんでした。「これが、あがるってことか」とその時思ったことを覚えています。
オモシロイことに、松井選手もイチロー選手も私も、試合の何日か前には球場で練習しているんですね。それでも本番は全く違ったわけです。
WRO Japan
決勝大会の会場
今年もWRO Japanの予選が各地で始まりました。ETロボコンはそろそろ試走会の季節です。各地区での競い合いを経て、Japan大会、チャンピオンシップ大会へと優秀チームは進みます。
その”晴れの大舞台”で、ロボットをスタートラインに置いてスタートコールを待つ間、スイッチを押す指が震えている選手もいます。
”本番に臨む”そのスタートの一瞬に向かうことが選手達を成長させるような気がします。
今年も熱い競い合いがあることでしょう。
生き物は夏に大きく成長します、期待しています。
ETロボコン
チャンピオンシップ大会
の会場
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