WRO国際大会の期間中には、WRO国際委員会の理事会、評議委員会が開催されます。
WRO国際委員会はNPO法人で、小林は理事会(Bord Of Trustee)、評議委員会(Advisery Council)の双方に参画しています。
理事会はWROを継続発展的に運営していくためにあらゆることが議論され決定されます、競技や審査に関わる事項等は評議委員会にても議論され承認されます。
近年は大会規模が大きくなり課題も増え、会議のアジェンダが多く多岐にわたっており、延々と会議が続きます。会議は宿泊ホテル内で実施されることが多く、会議期間中3~4日間は朝食から夕食までずっとメンバーと共に。大会の会場に行く以外はホテルから出ることがあまりありませんので、観光するチャンスは少なく。。。。
理事会・会議場
WROの国際大会は毎年開催されます。その開催地は2年前の国際委員会にて、立候補地委員会の最終プレゼン後に評議委員の投票により決定します。2019年はハンガリー・ジェールで、2020年はカナダ・モントリオールでの開催が決定しています。2021年に向けては既に複数の立候補地があります。この決定は来年の国際大会にて発表される予定です。
WROは2018年時点で70以上の国地域、25000を超えるチーム参加がある世界最大級のロボットコンテストです。2017-2018年に26の新しい加盟国があり、15年目を迎えた今も増加中です。
国際を統括する国際委員会と各国地域を統括する委員会(National Organizer)が協力して運営されています。国際大会は該当地の統括委員会を中心に国際大会実行委員会が組織され準備段階から国際委員会も協力しながら運営されていきます。国際大会実行委員会はその国地域の産学官連携による組織となることが多く、国際大会開催をSTEM教育の推進、ICT人材育成の大きな契機としようとするものとなっています。2019年国際大会開催のハンガリーの実行委員会は昨年の最終プレゼンにて「WRO国際大会を国全体のSTEM教育の推進インパクトに」と訴え、評議委員からの賛同を得ました。
評議委員会メンバー 産業界、大学、教育委員会、科学館による構成
今年、コスタリカのAlejandaraが加わって、日本2、シンガポール2、中国2、台湾2、デンマーク2、UAE2、南アフリカ1、カナダ1、コスタリカ1となり、世界中からの参画となっています。
会議の休憩時間にマッサージのサービス
WROの国際ビックスポンサーとしてLEGO EducationとJUNIPER社があります。LEGO社はWROの立ち上げ時からの協力で強いパートナーシップとなっています。
WRO国際大会でのLEGO Education ブース
JUNIPER社はグローバルなネットワーク・ソリューション・ベンダーであり、WROの新しいパートナーでアメリカを中心に資金面だけでなく多くの社員のみなさんがWROの運営ボランティアに参画していただいています。(ニュースリリース) 今回のタイ・チャンマイ大会でもJUNIPERシンガポールから大勢の社員が参加していただけました。また、本社のCMO(Chif Marketing Officer)のMichael Marcellin氏が来場され、スポンサー賞の選定、授与に対応されました。
JUNIPER社のWRO関連ニュース
JUNIPERブース
最終日の閉会式後には、Appliciation Dinner が開催されます。
これは、現地国際大会実行委員会をねぎらい感謝する場で、また各国委員会の交流の場となっています。
タイ国際大会実行委員会への感謝状贈呈。
ありがとうタイ国際大会実行委員会。
素晴らしい運営でした!
【動画】
WRO 2018 Sunday Recap
WRO Japan 代表チーム
さあ、来年はハンガリーで。また、みなさんとお会いできることを楽しみに。その前に、8月にはデンマークでWRO Friend ship大会も予定されています。
1月には国際委員会がシンガポールで開催されます。タフな1週間が待ち受けます。青少年と社会の未来に向かって、ハリキッテ進みましょう!!
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