ETロボコンでは、参加者向けの技術教育を実施しています。これは2002年第1回よりずっと続いているもので、最近では各地区独自の教育や開発支援スポンサーによるものも増えています。
参加されていない方にしてみると、いったいどんな教育があるの?と思われることでしょう。ここで情報整理してご紹介します。
ETロボコンの技術教育は運営方式によって3種類あります。
1.全国各地区共通教育
これは技術教育1.2と呼ばれるものです。
技術教育1:開発環境セッティング、制御要素技術についてのセミナー、QA、モデリング入門
技術教育2:モデリング実践
この2回の技術教育はどの参加地区においても同じ内容で必ず実施されます。
2.地区独自教育
各地区においてテーマ、方式を決めて実施されます。テーマに地域性が出たり、また複数の地区で連携した内容で実施されるようなものもあります。各地区の今年の独自教育テーマはこちらです。
3.開発支援スポンサー・セミナー
これはETロボコンの参加者向けに、ツールソフトウェアやOSのご提供やモデリング、プロジェクトマネジメントも含めて開発環境を支援していただいているスポンサーによるセミナーです。
年々、ご支援いただけるスポンサーが増え、今年のセミナーはこちら。
ETロボコンは”若手技術、学習者の育成”をテーマとした教育ロボコンです、競技参加における開発実践とともに、こうしたセミナーによる教育にも力を入れています。
こちらは先日実施された関西地区独自教育ONEの様子。会場は株式会社富士通ラーニングメディア・関西ラーニングセンター 大阪の京橋にあるTWIN21 MIDタワーです。
セミナーの様子
この日のスケジュール。なんと4スレッドで13セミナーもあります。ほんまに関西地区実行委員はおきばりやしたなぁ。
一足早くお目見えした、ETロボコン2011スタッフTシャツ。10th anniversary 入り。
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こちらはプロジェクトマネジメント協会 PMI日本支部殿によるプロジェクトマネジメント・セミナーと、メンター・グラフィックス・ジャパン(株)殿によるツール紹介セミナー。
会場は東海大学・高輪キャンパス
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こちらは、特定非営利活動法人UMLモデリング協会殿によるモデ脳プロジェクト紹介セミナーと、日本マイクロソフト(株)殿によるツール紹介、それに実行委員による「通信、分散システムセミナー(NXTとPC連携 基礎と応用)」
会場は岩手県立大学アイーナキャンパス
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(株)日立情報制御ソリューションズ殿によるツール紹介、それから今年初めて開催した「著作権セミナー」
会場は東京電機大学・東京神田キャンパス
東京電機大さんはアトムがマスコット
このように、企業、大学、各団体、また自治体のご協力にて会場ご提供、運営協力いただいてます。みなさまに感謝。
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