プログラミングの聖地へ 冬の金沢が熱い!
2019年12月26日(木)
金沢市にてプログラミング教育に関するイベントを3つ開催しました。
前年、WRO Japan決勝大会が金沢市で開催、また福井市で実施した「こどもプログラミングサミット2018」にて、金沢市の細田副市長にご登壇いただきました。そのご縁もあり、また同サミットに毎回ご登壇いただいている松田先生(前・東京都小金井市立前原小学校長)が2019年から金沢市プログラミング教育ディレクターに就任もされ、いよいよなんだか金沢市が盛り上がってきたということでの開催となりました。
1.加能がにロボコン
越前かにロボコンの石川県版。福井では越前がに、石川では加能がにと呼ばれる冬の味覚の王様ずわいがに。初の石川開催。今後は「松葉がに」「紅ずわいがに」「毛がに」「花咲がに」と全国かにロボコンへ発展することを期待しています!
金沢市・加能ガニロボットコンテストのページ
記事 北國新聞「「加能ガニ」のロボで児童競う 市が初のコンテスト 」
中日新聞 加能ガニ ロボも「うまい」 プログラミング課題 次々得点
カニロボコンは、小学生が発想する、つくる、動かすをコンピュータとプログラミングで自在にできるようになってもらおうと、競技に応じたセミナー・ワークショップを実施して、産学官による地域の人材育成活動となっています。
2.WRO Japan ロボットを活用したプログラミング教育シンポジウム
〜 WRO2019ハンガリー国際大会ほか報告会 〜
世界70カ国,30,000チームが参加する小中校生の国際ロボコンWRO。2019年のハンガリー国際大会に参加したチームのコーチ、審判、技術視察委員から、世界のロボットとプログラミング技術、教育状況の報告でした。年々、制御技術が向上しており、また製作するロボット・シスエテム、(英語での)プレゼンテーション内容も高度化しており、世界で活躍する人材育成を目指して、世界中での取り組み、そして私達日本の今後への狙い、期待、やるべきこと、が見えてきているなぁと強く感じました。
また、最近特に国際大会上位を占めているロシアの国内決勝大会の視察報告も行われ、年間何度も大会によるセレクションが実施され厳しい競い合いで育成する状況等も報告されました。また競技審判の資格取得もセレクションがあり、取り組みが総合的であるなぁと感じとられました。
さあ、2020年はカナダ・モントリオールでの大会です。
WRO Japan ロボットを活用したプログラミング教育シンポジウムのページ
3.第5回こどもプログラミングサミット
主に小学生を対象としたプログラミング教育について、登壇者、参加者のみなさんで議論してよりよい方向性を見つけていこうというサミット、開催4年目、5回目となりました。
金沢市・山野市長、鯖江市・牧野市長を始め、総務省、民間、大学、NPO、行政と、各分野からご登壇いただき、取り組み状況、今後に向けてを熱く語っていただきました。(上松先生は急遽のご都合により欠席)
参加者との質疑では「現場でどうやるのか」「予算どうするのか」「国、地域での方針は」といったところにたくさんの突っ込みもみられ、いよいよ2020年小学校でのプログラミング必修化迫ったなぁと気持ち新に感じたところです。
パネルディスカッションの後は、テーマごとに別れて登壇者、参加者みなさんで討議、発表しました。
100名の参加者、それぞれが持ち帰ってのご自身で、所属先での活動のネタにしていただけることを期待しています。
牧野市長ブログ
実行委員・松田さんブログ こどもプログラミングの聖地「金沢」、激闘の「かにロボコン」と白熱の「サミット」で2020年に弾み!
実行委員・福野さんブログ 第5回こどもプログラミングサミット、学びのまとめレポート
金沢で冬のオイシイものもたくさんいただきました。
参加、関係者のみなさん、ありがとうございました。2020年はどうなる!? 未来に向かって進みましょう!!
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