「教育用NXTソフトウェア」の最新バージョン「2.0」を使う機会がありましたので、ここで簡単に紹介したいと思います。
このバージョン2.0の主な変更点は
・ロギング機能への対応
・新しいセンサーへの対応
などのようです。
▲まずは画面です。左上にログを表示するためのボタンがツールバーが追加されました。
あと、ツールバーに「ユーザープロファイル」というコンボボックスが追加されていますね。これはまだ使っていないので、よくわかりません。
▲新機能のデータロギングを使うためのブロックが追加されてます。
あと、ジャイロセンサーやカラーセンサー用のブロックも追加されています。
▲「一定」というブロックが追加されました。値を記憶するという点では変数と同じなのですが、このブロックは一度決めたら内容を変更できず、読み込み専用になります。
なお、「計算」ブロックはあいかわらず「数学」になってました、、、。
▲新発売の「温度センサー」が追加されていました。先ほどのジャイロと同じ項目に入っていません。あちらはHiTechnic社製のセンサーだからでしょうか。
▲あと、重要な変更点として、ファームウェアのバージョンがなんと「1.26」になっていました。
今までは「1.05」だったはずでは、、、?
http://mindstorms.lego.com/Support/Updates/
あわてて公式サイトを確認してみたのですが、やはり1.05のままです。リテール版とは扱いが違うのか、それともそのうち更新されるんでしょうか。
(
追記。どうやら教育用レゴマインドストームのファームウェアはレゴエンジニアリングのサイトで公開されていくようです。
)
あと、旧来のNXT1.xで作ったファイルを開いた場合、「!」というマークが表示されるようです。
サポートサイトの説明によると、不動小数点で整数を扱ってるとかなんとか書いてあったのですが、よくわかりませんでした。ちょっとあてずっぽの解釈ですが、前バージョンでは割り算を行うと整数化されてしまうのですが、現バージョンでは少数になるようです。