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11/15～16に行われた「WRO2011アブダビ国際大会参加チーム強化合宿」の様子を紹介します。
なんと、あの文部科学省からお金を頂いて、日本のチームを強くしようという初の試みです。
会場となった幕張セミナーハウスです。
ワークショップの様子です。WRO国際大会の出場予定チームが合宿に参加しました。奈良や富山など、日本全国から集まっています。
ワークショップではハードウェア編を五十川さんが担当して、ソフトウェア編を私（松原）が担当しました。
競技練習の様子です。
国際大会の環境を想定しています。
果たして合宿の成果は発揮されるのでしょうか。「WRO 2011 国際大会」は、今年11月19日～20日、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで開催される予定です。
先日、幕張セミナーハウスで行われたWROの強化合宿で、生徒さんから教えて頂いたのが、こちらです。
「HiTechnic Motor PID Block」というNXTソフトウェア用の機能拡張ブロックです。ファイルはHiTechnic社が公開しています。今年の4月ごろから公開されていたようです。知らなかったです。
http://www.hitechnic.com/downloadnew.php?category=13
NXTソフトウェアにインポートして、プログラムを作ったみた様子です。このブロックは、特別なセンサは必要なくて、普通のNXTモータだけで動くのでしょうか？
まだ使い方がよくわからないのですが、、、最大のパワー、P制御・D制御・I制御のゲインを変えることができます。
ためしに目標の角度？（set position）には、「1000」と入力してみました。
回転センサのデータロギングを測定してみた結果です。設定どおり、1000度付近でモータが止まりました。
全部のゲインを減らして実行し直すと、モータの動きが変化しましたが、、、。
普通はゲインを減らしたら、オーバーシュートしなくなるんじゃないかと思うのですが、この現象は逆ですね。使い方が間違ってるんでしょうか。
遅くなりましたが、
10/5～8に幕張メッセで開催された「CEATEC 2011」で、WROに関係していたことを紹介します。
10/6(木)に国際会議場の一室で行われたカンファレンスの様子です。発表しているのは、アフレルの渡辺さんです。発表の題名は「CSRとして小中高校生に開発体験機会を提供 ～WRO(World Robot Olympiad)の取り組みから考える国際競争力～」というもの。技術者の人材育成にWROの活動が役立っているということをアピールしてました。
こちらは10/8(土)に、WRO Japanの主催（アフレル／レゴ エデュケーション共催）で行われた「親子ロボットプログラミング教室」の様子です。なんと幕張メッセの展示会場のど真ん中（ドコモのブースの斜めむかい）でレゴマインドストームNXTのプログラミングを行うという前代未聞の試みです。金井先生が講師を担当していました。
受付ではWRO本や「しんかい6500」のセットなども販売していました。
アフレルから「NI LabVIEW for LEGO MINDSTORMS」という、NXT用のプログラム環境が発売されたようです。
「LabVIEW」に「LEGO MINDSTORMS NXT用LabVIEWモジュール」 という拡張機能を追加して、NXTを動かすという方法は、かなり以前からありましたが、「LabVIEW」が手が出ないくらいのお値段だったのが問題でした。
今回、登場した「NI LabVIEW for LEGO MINDSTORMS」は、最初からNXTのために使うように設定されていて、さらに1万円台（キャンペーン中はもっと安い）という手ごろな価格になっているのが特徴のようです。
http://www.afrel.co.jp/labview.html
ちなみに「高等学校以外のご購入はできません」の文字がありますが、、、こちらの商品って、「高校向け」なので、一般の人は購入できないようです。
さらに、生徒や先生が購入するものではなくて、学校（または行政）が購入するものなので、アフレルさんのオンラインストアでは、販売していないようです。
日本ナショナルインスツルメンツの9月27日のニュースリリース
http://digital.ni.com/worldwide/bwcontent.nsf/websearch/6d142a1732afd55086257917000ed6dd
メーカーさんによると、NXTソフトウェアは中学生向けで、新登場の「NI LabVIEW for LEGO MINDSTORMS」は高校生向けと位置づけているようです。
今、「WRO2011アブダビ国際大会参加チーム強化合宿」という合宿に講師として参加させていただいているのですが、その参加してるチームさんから頂戴した質問と回答が、ほかの方々にも役立つかもしれませんので、ここにも書いておこうかと思います。
質問の内容は「マイブロックでデータを渡す方法」です。具体的にはこんな感じで、、、
、、、マイブロックに入力用のハブを取り付けるには、どうしたらいいか？？ということです。
いきなり回答ですが、↑このような感じで、データワイヤをまたぐように選択してから、マイブロックを作成してください。
マイブロック側から見ると、このように表示されます。左側に小さい入力用のハブがありますね。複数のデータワイヤとつないで、複数のハブにすることも可能です。
なお、すでにマイブロックにしてしまったものの場合、入力用のハブを追加することはできないようです。