「レゴ マインドストーム NXT」には、「一般用」と「教育用」の2種類があります。
一般用というのは玩具用またはリテール版の製品のことで、教育用というのは、学校などで使うことを前提とした製品のことです。製品に入ってる部品はほとんど同じなのですが、使い道が違っています。
あと、「一般用」は「教育用」では、扱っている会社が違います。一般用はレゴ社の製品ですが、教育用はレゴエデュケーションの製品です。中に入っているインテリジェントブロックNXTは同じものですが、、、。
両者の特徴を紹介します。
《一般用の場合》
名前:「レゴ マインドストーム NXT2.0」
型番:#8547
*レゴ社が2009年に発売。
*部品数619個。
部品の一覧はこちら↓
http://www.peeron.com/inv/sets/8547-1
・(長所)海外版なので安いです。
・(長所)箱の見た目がカッコイイ。
・(長所)カラーセンサが付いてくる。部品が一杯入ってます。
・(短所)現在、輸入品でしか手に入りません。マニュアル等も英語です。
・(短所)公式サイトが海外になります。当然英語です。
・(短所)NXTソフトウェアが英語版。日本語じゃないので注意。*裏技ですが、あとで日本語版の教育用NXTソフトウェアを買い足すって方法もあります。
・(短所)充電池が付いていませんので、乾電池で動かすことになります。
《教育用の場合》
http://www.legoeducation.jp/mindstorms/
名前:「教育用レゴ マインドストーム NXT基本セット」
型番:#9797
*レゴ エデュケーションが2006年に発売。最近リニューアルして商品名が「~V2」になりました。
*部品数は431個。一般用と比べると部品が少ない。
部品の一覧はこちら↓
http://www.peeron.com/inv/sets/9797-1
・(長所)ケースが樹脂製で丈夫。
・(長所)日本の代理店で販売・サポートしてる。*「デスクロボ」だと日本語のマニュアルが入ってます。
・(長所)充電池が付属している(ただしACアダプタは別売り)。*「デスクロボ」には、ACアダプタがセットに含まれています。
・(短所)一般用にくらべて部品数が少ない。*「拡張セット(#9695)」で部品を足すことも可能です。
・(短所)カラーセンサが付いていない。*別売りしています。
・(短所)ACアダプタが付いてない。*「デスクロボ」には、ACアダプタがセットに含まれています。
・(短所)NXTソフトウェアが付いてない。*「デスクロボ」には、日本語版の教育用NXTソフトウェアがセットに含まれています。
、、、というわけで、一般用と教育用では、一長一短があります。
個人的な意見としては、
一般用は安くて部品がそろってるのが魅力ですが、輸入品なのでマニア向けだと思います。扱うにはそれなりに知識が必要です。
教育用は日本語対応してるのが魅力ですが、製品がバラバラで構成がわかりにくいので、「デスクロボ」みたくセットで買ったほうがいいと思います。
とりあえず買ってみて、必要に応じて部品やソフトをあとから買い足すという選択肢もあります。