6月26日、毎年恒例の「WRO Japan」の記者発表会が行われました。WROの概要や日程については、すでに公式サイトでアナウンスされていますが、今回はプレス向けの発表です。
皆さん既にご存知だと思いますが、WRO(ワールド・ロボット・オリンピアード)は国際的なロボットのコンテストです。WROの開催規模は年々拡大していて、9回目となる今回では35の国と地域による約1万4000チーム(日本国内では約800チーム)が参加する予定です。
なお、WROは今回からJST(独立行政法人・科学技術振興機構)の「国際科学技術コンテスト支援事業」の一つとして認定されたそうです。教育的な事業として、認知度が高まったということでしょうか。
http://contest.jst.go.jp/shien/ichiran.html
WROの大まかなスケジュールは次のとおりです。
・7~8月 地区大会。地区大会は前回よりも3か所ほど増えて、25地区で開催されます。
・7月21日「科学技術におけるロボット教育シンポジウム」(会場は科学技術館)。教育者の人材育成を目的としたシンポジウムです。リーズナブルな参加費も特徴のようです。
・9月23日「第9回 WRO Japan決勝大会」(会場はBumB東京スポーツ文化館)。地区大会を勝ち抜いた約70チームが参加予定。
・11月9~11日「WRO国際大会」(会場はマレーシア・クアラルンプール)。
競技のデモンストレーションも行われました。
▲小学生部門の競技「ボールキャリーロボ」。ピンポン玉を運んで、各所に置いていきます。
▲中学生部門の競技「トレジャー キャリーロボ」。色の付いた空き缶を運びます。中学生部門としては初めてカラーセンサを使う競技となります。
▲高校生部門の競技「カラーキャリーロボ」。中空の色の付いたブロックを運びます。
詳細については公式Webサイトをご覧ください。