NXT用のリチウムイオンポリマーバッテリが壊れました。acアダプタをつないでも赤いledがすぐ消えてしまって、緑のledが点灯してしまい、充電してくれません。
どうして壊れたのか、気になるところですが、使い方が悪かったのか? 単純に製品の寿命なのか?
5年ほど使い続けてきたので、一定の充放電の回数を超えてしまって、もう寿命ということみたいです。
こうなるともう新しいバッテリを買わないといけません。
というわけで、新しいリチウムイオンポリマーバッテリを買いました。
困ったことに、今まで使っていた仕様のバッテリは製造を終了していて、新しい仕様のバッテリしか売ってませんでした。
さらに困ったことに、新しい仕様のバッテリには古い仕様のacアダプタを接続できませんので、、、新しい仕様のacアダプタも買わないといけません。これは思わぬ出費です。トータルで1万円以上しました。
これだったら、ニッケル水素電池のほうが経済的な感じもします。ただ、ニッケル水素電池の場合、ロボットの重量が増してしまったり、電池交換や充電に手間がかかるというデメリットがあります。
ちなみに新しいバッテリと古いバッテリでは、接続できるプラグの形状が違います。ボディの色も違います。
さらに充電できる容量も変わっているようです。性能が向上しているのはうれしいです。
(旧)容量は1400mA/h→(新)2200mA/h
繰り返しになりますが、古い仕様のacアダプタは新しい仕様のバッテリに接続することはできません。
なので、古い仕様のacアダプタはもう使い道がなくなってしまいました。古いacアダプタは故障してないのにゴミになってしまうのは、もったいないです。
古い仕様のバッテリも中身だけ交換して再生できたらいいのにと思ったのですが、そういう業者さんは残念ながら存在しないようです。
新と旧のacアダプタではプラグの形状だけではなく、出力する電気の種類が違います。
(旧)AC10V=交流 → (新)DC10V=直流
古いacアダプタは交流(ac)なのに対して、新しいacアダプタは直流です。電気の種類が違うので、新しいバッテリに流用できないわけです。普通、acアダプタというと、直流なのですが、古いほうはなぜか交流になっていました。
↑参考までに旧ACアダプタの電圧をオシロで測ってみました。見事に50Hzの交流になってました。
参考までに、秋月で60円で売っていた「2.1mm→1.3mmに変換するDCプラグ」を刺したら、ちゃんと接続することができました。これだったら2.1mmのacアダプタがあれば、純正品じゃなくて、安く済ませることができるかもしれません。
ただし、dc10V出力でセンタープラスの(さらに700mA以上の電流を出せる)acアダプタは、秋月では売ってませんでした。代わりに9Vを接続してみようと思ったのですが、バッテリが壊れたら怖いので、試していません。なにか、代用できる手ごろなacアダプタがあったら教えていただきたいです。