2013年4月25日、アフレル主催による「教育版レゴ マインドストームEV3(以下、EV3)」を使った 記者さん向けの体験会が開催されました。
▲会場となった、品川にある富士通ラーニングメディアの「CO☆PIT(こぴっと)」です。
入口が壁みたいな自動ドアになっていたりして、おしゃれでかっこいい施設でした。
▲教育用EV3が日本国内のマスメディアに露出するのは、今回が初めてのこと。
スタッフが特製のTシャツを着ていたり、非常に気合の入ったイベントとなっていました。
▲こちらがインテリジェントブロックEV3です。
NXTと比べて、出力ポートが4つに増えました。USB端子がミニUSBになりました。
あと、CPUのフラッシュ容量が増えたり、液晶の解像度が約二倍になってたり、Auto-ID機能が搭載されたり、性能が上がっています。
▲「EV3カラーセンサー」です。「茶色」の検出ができるようになりました。
光センサーモードでは赤く光ります。
▲製作例の目玉の一つ、「ジャイロボーイ」です。基本セットの部品だけで作ることができます。
ジャイロセンサーを使って、倒立振子の制御ができます(写真の状態は、スタンドに載ってるだけなので、倒立はしてません)。
▲基本セットと拡張セットを使った製作例です。象(エレファント)ですね。超大作です。
▲「教育用EV3ソフトウェア」。これがないとプログラムができませんが、基本セットには入っていませんので、別途購入する必要があります。
販売方法が特殊でインターネットを通じてのダウンロード販売のみの予定です(DVD版はありません)。
まだベータ版なので、表示の文字が英語になっていましたが、発売されるバージョンではちゃんと日本語になります。
▲体験会の最後には、参加者対抗でミニ競技が行われました。紙のフィールド上でライントレースロボットを走らせていました。
ロボットをゼロから組み立ててるのは大変なので、今回はハードウェアは完成品の状態で、プログラムだけを作っていました。
▲EV3に関する今後の予定がアナウンスされました。発売日まで、盛りだくさんです。
・5月から日本全国の100カ所で「アフレルEV3キャラバン100」というイベントを開催するそうです。開催する場所は100か所のうち、50カ所での開催は決まっていて、残り50カ所は公募するそうです。
・5月8日:予約の受付開始。
・6/29~30:みらい館と名古屋大学にて、タフツ大学のクリス・ロジャースさんを招いて「スペシャル・ワークショップ」を開催(6/30はレゴエデュケーション主催のエデュケーションカンファレンス2013です)。
・8月上旬:予約の先行出荷。
・9月1日:EV3の発売日。
・11月には、EV3を使ったコンテストも企画してるそうです。参加受付は6月の開始を予定しています。詳しくは、アフレルの運営するEV3専用サイトを参照してください。