HiTechnic製のNXT用センサーが一部EV3ソフトウェアにも対応したようです。
インポート用のファイルは同社のサイトからダウンロードできます。ZIPファイルを展開して、「HiTechnic.ev3b」をローカルに保存しましょう。
http://www.hitechnic.com/downloads
対応したのは次の5つだそうです。
Angle(角度)
IRSeekerV2(IRシーカー)
Accelerometer(加速度)
Compass(コンパス)
Gyro(ジャイロ)
EV3で使えずに困っていたという人には、朗報じゃないでしょうか。
▲EV3ソフトウェアを実行してインポートします。
メニューから「ブロックインポートウィザード」を選択します。
プロジェクト作成中じゃないとメニュー選択できませんので、選択できないときは新規プロジェクトを作成しましょう。
▲展開しておいた「HiTechnic.ev3b」を参照して、「インポート」ボタンを押します。
これで5つのセンサーが一度に対応できるようです。
▲インポートしてから、再起動すると、新しいセンサーブロックが5個増えました。
▲ジャイロセンサーを読み取るプログラムを作ってみました。
▲一応、無事に動いたのですが、、、NXTソフトウェア側からは「サウンドセンサー」として認識されてしまうので、
ジャイロセンサーのブロックに警告を意味する「!」マークが表示されていました。
インテリジェントブロック側が対応してないせいだと思うのですが、
そのうちファームウェアのアップデートで直るのでしょうか。
▲あと、HiTechnic製カラーセンサーはまだ未対応のようです。
ちなみにPORT VIEWでは「IIC-BYTE」という妙なセンサー名ですが、値はきちんと読み取ることはできます。
「Version 0.12」という控えめなバージョン番号からして、完全に対応するのは、まだこれからという感じでしょうか。