ドローンを制御するソフトウェアをオープンソースで開発しようという「ドローン・コード」というプロジェクトがあるのですが、なんと、リナックス財団が中心となって、いろいろな企業と協力して運営しています。非営利目的で一丸となってドローンを作るという発想が凄いです。
このプロジェクトを発案したのが、クリス・アンダーソンさんという、もの凄い有名な人なのですが、そのクリスさんの最初のコメントがこちら。
https://www.dronecode.org/news-faq/blogs/2014/10/welcome-dronecode-project
驚いたのは、ご自身で「2007年にレゴマインドストームと飛行機の部品を使ってドローンを作ってみた」と書いてあることです。
その自作したドローンは、どのような出来栄えなのか気になっていたのですが、公式の動画にしっかり写っていました。
https://www.youtube.com/watch?t=206&v=538Ftf9glko
この動画の5分目あたりから、突然、レゴマインドストームNXTが出てきます。HiTechnicのジャイロも写っています。びっくりです。これは、マルチコプターじゃなくて、飛行機タイプですね。無人の航空機だったら、全部ドローンと呼びます。「UAV」でもいいのですが、「ドローン」のほうが言いやすいので世間では定着していますね。
クリスさんは、最初、レゴマインドストームで作ろうとして、いろいろ頑張っていたら、最後はドローンの会社(3D Robotics)まで作ってしまったというわけですね!?
その行動力の凄さに驚かされます。