久々にレゴ社のリテール版EV3のページをチェックしてみたら、EV3関連の資料が公開されていました。以下のページです。
http://www.lego.com/ja-jp/mindstorms/downloads
追加されていた情報は次の5点です。
- EV3 ファームウェアのソースコード(lms2012v107tar.bz2)
- EV3 ブロック開発キット(LEGO MINDSTORMS EV3 Block Developer Kit.zip)
- EV3 コミュニケーション開発キット(LEGO MINDSTORMS EV3 Communication Developer Kit.pdf)
- EV3 Firmware Developer Kit(LEGO MINDSTORMS EV3 Firmware Developer Kit.pdf)
- EV3 ハードウェア開発キット(LEGO MINDSTORMS EV3 Hardware Developer Kit.zip)
2013年の発売以来ずーっと知りたかった情報です。ちなみに「Hardware Developer Kit」は「HDK」と略します。
気になるのは、これらのファイルがいつ公開されたか?ということです。ウェブ・アーカイブで確認したところ、2014年11月の段階ではまだ公開されていませんでした。なので、2015年に入ってからだと思います。zipファイル内のタイムスタンプは2013年になっていますので、おそらく関係者には発売と同時に配布されたのだと思いますが、今回、なぜ一般公開がこんなに遅れたのでしょうか。
▲HDKに収録されているpdfファイル。インテリジェントブロックやセンサーの回路図が載っています。
▲ ファームウェアのソースコードを展開して、その中の「lms2012\lms2012\doc\graphics\SCHEMATICS」というフォルダの中にNXTモーターの回路図が載っていました。NXT発売時からずっと謎だったモーターの内部構造がやっと明らかになりました。