9月20日に行われたWRO Japan2015決勝大会の「ユニバーシティカテゴリー」について紹介します。
ユニバーシティカテゴリーは大学生、短大生、専門学校生、高専生を対象とした部門です。前回は「カレッジカテゴリー」と呼ばれていて、それを含めると今回で2度目の実施となります。従来のWROでは高校生までしか参加できませんでしたが、このカテゴリーではさらに上の年齢層の方々が参加できます。
今回は9チームが参加しました。
ルールはこちら。
http://www.wroj.org/2015/pdf/WRO2015_university_0722.pdf
ロボットのパーツはレゴマインドストームNXT/EV3以外にMatrix RoboticsやTETRIX Roboticsが使えます。
制御用にNI社の「NI myRIO」もしくはK Kingdom社の「KNR」も使えるみたいですが、会場には使っているチームはなかったです。
プログラミング環境はLabVIEWまたはC言語が使えます。
ユニバーシティカテゴリーの競技のテーマはボウリングでした。ボールをつかんで、それを転がして、ピンを倒します。
優勝したのは「帝京ROBOLab」。ピンを検出するためのカメラを搭載していました。帝京大学理工学部の蓮田教授の研究室から誕生したチームだそうです。メンバーの方々は今年からロボット製作のサークルとしても活動しているとのことです。