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2006年10月5日発売予定の「教育用レゴ マインドストーム NXT」を発売前から体験しちゃうブログ。

書いてる人: ooba

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玩具用 NXT も販売開始! そして…

今日のエントリーは NXT ブログというよりレゴ日記になっています(^^

教育用に続き、本日より玩具用レゴ マインドストーム NXTも販売が開始されました! 僕はツクモ ロボット王国で予約をしていたのですが、ETロボコンの試走会でちょうど東京駅近辺にいたので、レゴ専門店であるクリックブリックの八重洲店に様子をうかがいにいってみました。

さすが発売日だけあって、たくさんの NXT が店の入り口に大きくディスプレイされていました。二足歩行ロボットである「Alpharex」が組んであって、自由に触れるようになっていました。質問をすると店員のお姉さんがロボットを動かしながら親切に説明してくれます。最近始まったクリックブリック東急プラザ店スタッフのブログ「クリブリスイッチ!」で告知されていた雑誌「Paper sky」も置いてありました。おかげで思わずここでも1セット買ってしまいそうでしたよ(笑)

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クリックブリックは、普通の玩具店では売っていない Technic 系のセットや日本未発売のセットに加え、レゴの服やグッズなども取り扱っています。今シーズンの新作のロンT (参照:レゴ系(仮): レゴ・クロージング「FUNNY NIGHT」シリーズ) を買おうと思っていたのですが、欲しかったヤツのサイズがなくてがっくり。店員のお姉さんに聞いたところ、入荷の予定もまだ未定で他店舗にあるかもわからないとのことで、今日はあきらめることに。ぐむむ。

代わりに前から気になっていた日本未発売の「#8287 Motor Box」を購入。RC シリーズで使われていたモーターと新しい電池ボックスに、現在使われているほぼ全種類のギア (ラックギアとターンテーブル以外全部?)が入ったパーツセットです。個人的には、なかなか入手できない切り替えユニットが入っているのがアツイです。

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店内物色と談笑を終え、ツクモ ロボット王国で予約してある分の NXT を受け取りに秋葉原へ。店内には様々なロボットが展示・販売されており、これまた思わず買ってしまいそうになりましたが、我慢してマインドストームのコーナーへ。こちらではプレイアブルにはなっていませんでしたが、教育用と玩具用どちらもバッチリ売っていました。店内撮影しようと思ったら店員に止められたので写真はなしです(^^;)

というわけで、玩具用 NXT も無事入手することができました。そして…。

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NXT のオープンソース化の状況

マインドストーム NXT 発表当時より、LEGO 社は「オープンソース化」を公言していました。実際、NXT の公式サイトでは8月上旬にはいくつかの仕様書が公開されていました。

LEGO.com MINDSTORMS Overview

現在公開されているのは、実行ファイル形式の仕様、Bluetooth 通信の仕様、回路図を含むハードウェア仕様などです。NXT とコミュニケーションするためのドライバの SDK もあります。「オープンソース」というので LEGO 社謹製の標準ファームウェアのソースが公開されるのだと思っていたのですが、それはまだないようです。

これらの情報や独自で解析した結果などを元に、すでにサードバーティからツールやプログラミング環境、拡張パーツなどがリリースされています。上記ページにいくつかリンクがありますのでたどってみて下さい。リンクにはないですが、プログラミング環境として「Robot C」や「NXT# - Mindstorms for .NET」なんてのもあります。

個人的には、標準ファームウェア上で動くプログラムをアセンブリ言語ライクにプログラミングできる「NBC - NeXT Byte Codes」と、コンパスセンサーやモーター並列制御ユニットなどの拡張パーツをリリースしている「Mindsensors.com」がオススメです。同時に、RCX 時代に愛用していた NQCleJOS が早く NXT 対応しないかと心待ちにしています。

標準ファームウェアのソースコードが公開されたら、サードバーティによるファームウェア&開発環境の開発が一気に加速すると思うのですが、今後公開されるのかどうかはよくわかっていません。上記 SDK もヘッダーファイルとライブラリファイルだけでソースは含まれていませんしねぇ。気長に待ちたいと思います。

教育用レゴ マインドストーム NXT 本日販売開始!

ついにファン待望のレゴ マインドストーム NXT が日本でも販売されました! 玩具版に先行して教育版が販売開始です。もちろんマニュアルやソフトウェアがローカライズされた日本語版です。

教育用レゴ マインドストーム NXT とその周辺パーツは、教育用マインドストームの販売代理店である株式会社アフレルなどで購入可能です。セットはもちろん NXT 本体やモーターなどパーツ単位でも購入できます。リチャージャブルバッテリーもありますね。

というわけで、脳内重大会議で検討した結果、近日中に手持ちの NXT が4セットになる予定です(笑)

複数の NXT で遊ぶ マスター・スレーブ編

続いて、いわゆるマスター・スレーブ制御とよばれるものをやってみました。といっても自分の手足に機械を装着したりする本格的なやつではなくて、片方のロボットを動かすともう片方のロボットが同じ動きをする、というものです。

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これもプログラムを適当に組んでいるため、メッセージの取りこぼしなどが原因でまったく同じ動きになっていません…。適当といっても結構苦労したんですケド。Bluetooth 通信はメールボックス型のメッセージ交換システムで成り立っていて、1台の NXT につき 最大10個のメールボックスを使って文字や数字、論理値が書かれたメッセージをやりとりできます。が、各メールボックスは最大5つまでしかメッセージを保存できないので、一方的に送り続けるとすぐにあふれて取りこぼしちゃうんですよねぇ。

Bluetooth 通信で厳密なメッセージ制御をするのは結構めんどくさいですが、それでも他の機能と同様に送信も受信もプログラムブロック1個でできちゃうのはなかなか便利です。NXT 1台で遊ぶより夢が広がってかなり楽しいので、1セット買った人はぜひもう1セット買いましょう(笑) ちなみに僕は4セット欲しいなぁ、とお財布と相談中…。

Bluetootht 通信を使ったマスター・スレーブ制御の本格的(?)なヤツはまた別のところでお見せできると思います…(^^;