今年の2月に発売された技術評論社の「Software Design」に、巻末特別企画としてマインドストームNXTの記事を書きました。だいぶ前の話ではありますが、すっかり告知を忘れていたので記録として残しておきます。
マインドストームNXTの紹介を6ページしたあとは、残り10ページをかけてフリーの開発環境である「NXC」と関連フリーウェアの紹介、NXCプログラミングの解説をしています。NXCは、C言語ライクな記法でロボットプログラミングができる、大変強力な開発環境です。ロボット開発とは少し分野の違うSD誌の読者に、マインドストームの魅力を少しでも感じてもらえればという気持ちで書きました。自分がMacユーザであるのもあって、WindowsだけでなくMacでも楽しめるようになっています。
解説したNXCのバージョンは、まだ発展途上中だった「1.0.1.b23 beta」です。そのときはドキュメントやサンプルも英語版ですら全然そろっていない状況で、記事の執筆には大変苦労しました。そして、入稿直後に大幅な機能追加とドキュメントの整備が行われて、ちょっと悔しい思いをしたのを覚えています(^^;
# そういう事情もあり、当初サイトで公開予定だった日本語による追加資料は、内容不足などの理由から公開を見送りました。記事を読んで楽しみにしていた方、大変申し訳ありません。
自分が愛読していたソフトウェア雑誌にレゴネタで記事を書くことになるとは、夢にも思いませんでした。2冊の書籍から続く一連の執筆活動の機会を与えてくださった方々に、改めて感謝いたします。本号はもうAmazonにもありませんが(汗)、技術評論社にはまだ在庫があるみたいです。興味のある方は取り寄せていただければと思います。
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