ETロボコンでは、参加者向けに各種教育が実施されます。
全国共通内容と各地区個別のものがあります。全国共通教育は実装技術とモデリングについて2回のセミナーが開催されます。
この参加者向け教育は2002年UMLロボコン開始当時から行っているこのロボコンの重要なイベントです。かつては東京でのみ開催していましたが、現在では各地区(2010年は10地区)にて行われておりより参加者にとって受講しやすい環境となっています。と、書くのは簡単ですが、ここまでくるのに9年の歳月と多くの実行委員のボランティア・ベースの献身的なやる気と行動、時間を要しています。
こうした教育を実施運営サイドからみた経過でまとめると4段階になります。
第1段階:東京1か所でセミナー開催。(全国から参加)
第2段階:各地区でセミナー開催、講師は実行委員会本部から派遣。
第3段階:各地区でセミナー開催、講師は各地区実行委員にて実施。(現在)
第4段階:各地区で独自テーマによるセミナー等追加開催、講師は各地区実行委員にて実施。(現在)
この9年間の進展たるや驚きです。参加者にとってはとても参加しやすくかつ細やかな教育受講ができるようになってきていると思います。地区実行委員の思いはそこにあります。各地域で人材育成を図る、地域産学官連携の具体的な行動となっているのがETロボコンでしょう。
今では当たり前のような各地域での教育実施ですが、ここに至るまでにはこうした献身的な活動に加え、会場等を提供いただける企業、大学等のご協力あってのものです。ETロボコンに参加される方にちょっと知っていただければ幸いです。
教育は丸1日近く実施されます。
講師も受講者もかなり疲れます・・・。
技術教育の様子。
参加者が多い地区ですと70名程度の参加者となることもあります。
教育やETロボコン全体のイベントスケジュールはこちら。
http://www.etrobo.jp/2010/gaiyou/schedule.php
#etrobo
コメント