今朝の福井新聞にて。
福井でレスリング王者・吉田沙保里選手の講演記事。
リオオリンピック決勝をちょうどテレビで観ていました。選手入場時の吉田選手の緊張顔とヘレン・マルーリス選手の闘う喜びの顔を見た時にちょっと不安に思ったのですが、その通りの結果に。
「五輪には魔物が住むと言われるが、魔物は自分の心の中に住んでいると思う」(吉田選手談 記事より)
マルーリス選手は10年以上吉田選手を目指して鍛えてきた、伊調選手や他の日本の選手も同じように。吉田選手の活躍が日本女子、世界のレスリング界を鍛え上げてきたのだと思う。
「吉田の負けは世界の勝ち」、世界がようやく吉田に追いつき追い越せるようになった、それを育てたのは吉田選手自身に他ならない。
私が札幌勤務の若かりし頃、ススキノで朝を迎えるような状況を、「ススキノには魔物が住んでいる」と言い張ったところ、小山社長(当時)から「魔物はおまえの心の中にいる」と諭されたことも、自分にはよい教訓となっています。
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