拙宅の末っ子が進学となり、九州へ旅発つこととなりました。
大学、専門学校等への進学はチャレンジャーだなぁと考えてみる、親元を離れ、見たことも、行ったこともないところへの一人旅。
福井県では高校生のおよそ半数が県外へ進学、就職します。拙宅の4人の子ども達は全員進学は外でした。18才になれば自分で生きていけるようにと育てたつもりではあります。
自分の子ども達が進学の時期になると、他のみなさんとそうした話になることが多くなります。大都市の親御さんには「○○クラス以上じゃないと、とハッパかけてる」「○○大学じゃないなら云々」という声や、地方になると「代々うちは○○女子大だから」「専門学校で早く職に」「国立に行かないと云々」と、いろいろオモシロイ話も聞けまして、それはもう、みなさん真剣です。
仕事柄、高等教育機関、高校とのお付き合いも多く、いろんな大学、学校をみてますが、大学は全国に約800、専門学校は2,500以上、学部学科となればそれはもうとても全部わかるものではなく。そうした中、末っ子は自分のやりたいことをやれそうなところを探しての進学となりました。さて、行ってみたら思ったほどやれるかどうかはこれがまたわからない、それもまたチャレンジ。それが、あなた自身の道です。
私が理事を務めるWRO Japan 名誉実行委員長の安西祐一郎先生は「他人事ではなく、自分の持っている力を見つけ社会に貢献することを実現できるような能動的学習を」とおっしゃっています。
数年後社会に羽ばたく時、そして10年後、20年後にどんな力を発揮していることでしょう。
それで、進学先の寮では自炊するということで道具を買いに。
フライパンは”鉄がよい”との母親の勧めで手にしたものが拙宅のものとよく似ている。
左:母親35年モノ
右:新品購入
帰宅後、並べてみるとなんとまったく同じものでした。母親が35年前の学生時代に購入したフライパンは拙宅の主力道具、みんなこれでつくった料理で大きくなりました。
「一生モノにする」と言って末っ子は荷物にまとめて、JRを乗り継ぐ一人旅へ。
これから、毎日の天気は福井と九州を見ることになりそうです。
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