松原です。
先日、 ET2008(組込み総合技術展)にて「ETロボコン2008」が開催されました。 ET2008の会場にはレゴマインドストームを扱った展示がいくつかありましたので、ここで紹介します。
日立情報制御ソリューションズの「SagePro/eDEBUG」という組込み用のデバッグ・性能解析支援ツール。これを使うとプログラムのトレースや分析ができるようです。統合開発環境「HEW」などにも対応しています。会場ではPC上からレゴマインドストームNXTのロボットをコントロールするデモンストレーションを行っていました。
ソフトウェア開発・実践研修の課題をデモしてました。写真は「自動搬送システム」という実習課題です。2台の集配ロボット(レゴマインドストームNXTを使っています)が依頼人・受取人・集配担当者の間を巡回します。UMLで設計を行い、CやJavaなどでプログラミングを行います。
あと、配っていたアフレルさんのパンフレットに「ジャイロセンサー(ハイテクニック社製)」が載ってました。通販ページにはまだ載っていないんですが、もう少しすると発売するんでしょうか。
http://www.pizzafactory.jp/nxt/
「PizzaFactory3 for Mindstorms/NXT」というNXT用の開発環境が展示してありました。ETロボコン2009で採用される予定の開発環境の一つです。この開発環境を使うとNXT-JSPというμiTRON仕様のリアルタイムOSで動作するプログラムが作れるそうです。
価格は未定ですが、10000円以下を目指してるそうです。