若干遅れましたが1月分のロボジョイくらぶの記事を先月の30日に更新しました。エレキ入門第3回目のテーマは「光センサ」です。
「ロボジョイくらぶ」はメールアドレスだけで登録できますので(登録無料)、よろしくお願いいたします。
今回の記事では、光センサの特性などについて紹介しているのですが、あまりにも専門的なことはボツにしてしまいました。そこで、ボツにした部分はこちらのブログで紹介したいと思います。以下、その記事です。
NXT用の光センサ(ライトセンサ)の電気的な特性を知りたかったので、実験してみました。
まず、入力ポートの1番ピンと2番ピンに抵抗をつけます。
↓回路図にすると、以下のとおりです。
1番ピンはアナログ入力端子、電流を見るための端子です。2番ピンはアナログ用のグランドです。光センサはこの端子の間に流れる電流が測定値に反映されます。
NXTの「View - Ambient light」をメニュー選択します。それから、抵抗値をいろいろ変えながら、値を読み取ってみます。
NXT側は光センサとして表示させていますが、実際には抵抗に流れている電流の量を読んでるだけです。
↑抵抗値と表示値を表計算ソフトに入れて、グラフ化するとこうなりました。
70k~4kオームくらいの範囲で明るさ1~100%の表示値が変化しました。抵抗値が減るほど、表示値が増えていきます。抵抗値をVCCで割れば、流れている電流値を求めることができます。
電流に対して表示値は比例ではなく、指数的に変化しています。そこで、グラフの目盛りを対数にすると、ほぼ直線になりました。
、、、以上です。
マニアックすぎでしょうか。
あと、RCXの頃にもできましたが、
「タッチセンサをつないでんだけど光センサとして読む」
なんていう芸当がNXTでもできるわけです。