前回、紹介したストップウォッチを改造して、光センサで時間測定のスタートとストップができるようにしてみました。
物体が通過するさいに、自動的に時間を測ることができます。
プログラムはこちらです。プログラム言語には「NXC」を使っています。NXCを動かすにはBricxCCというWindows用のソフトが必要です。
ポート2のセンサが「スタート」、ポート3のセンサが「ストップ」です。
使い方ですが、時間を測定する前に一度、決定ボタン(オレンジのボタン)を押します。ボタンを押すと、センサの基準値が学習されます。
▲光センサが一定値よりも変化すると(減るまたは増える)、時間計測をスタート、ストップします。
写真の状態では、モータを手前に置いて、アームを通過させてみました。アームが通過すると、光センサの値が上がって、測定を開始/停止します。
▲応用例です。NXTserialという自作のセンサを入力ポート1に接続して、測定した時間をパソコンのシリアルポートに出力できるようにしてみました。TeraTermで受信すれば、パソコン側に記録を残すことができます。
プログラムはこちら(NXTserialが必要です)