12月8日、東京エレクトロンデバイス主催による「第3回 Device2Cloud(デバイス・トゥ・クラウド)コンテスト」が開催されました。Device2Cloudコンテストは組込み技術とクラウドを活用したシステムを作り、会場でプレゼンテーションを行い、その出来栄えを競うというコンテストです。
大会当日には5つの参加チームによるプレゼンテーションが行われました。
▲なお、コンテストでは全チームで共通の開発環境が使われています。使用されているのは、アットマークテクノの「Armadillo-440」というマイコンボードで、タッチパネル、LANポートやシリアルポートなどが搭載されています。OSには、マイクロソフトの「Windows Embedded Compact 7」が使われています。
▲優勝を果たしたのがチーム名「瀬戸内Production(中国職業能力開発大学校)」による「セルフオーダーシステム」。お寿司屋さんでお客さんが注文するというシステムでした。注文するだけならば、すでに実用化されていると思うのですが、こちらではお客さんの顔を認識するという機能が足されていました。
▲「セルフオーダーシステム」のデモの様子です。ネットワークカメラでお客さんの顔を撮影して、年齢や性別を解析し、それを元にオススメのメニューを画面に表示していました。
▲第2位のチーム名「FH(九州職業能力開発大学校) 」による「一人の夜も安心システム」。介護用を想定したシステムです。焦電センサを使って人体を検出することができるようです。
▲「一人の夜も安心システム」のパネル展示。
▲第3位のチーム名「WHAT(東海大学)」による「カメラ付き自動走行車シーカー」。観光やホビーや災害対策用として考えたシステムだそうです。
▲「カメラ付き自動走行車シーカー」のプレゼン中のスライドです。デモンストレーションでは、残念ながらうまく動きませんでした。
▲チーム名「Let's challenge(九州職業能力開発大学校)」の「自宅管理システム」。
▲チーム名「チーム・ヨッシー(九州職業能力開発大学校)」の「みまもり君」。
公式サイトはこちらです。