9月20日に開催されたWRO Japan2015決勝大会。日本国内35地区の予選大会（合計1425チームが参加）から選抜された130チームが参加しました。
エキスパート競技は今年度から部品が「教育用」の縛りがなくなって、センサーとモーター以外はレゴ社製の部品だったら自由に使えるようになりました。ニューマチック系の空気圧の部品も使えるそうです。あと高校生部門ではLabVIEWが使えるようになりましたが、使っているチームはありませんでした。
主な結果をまとめてみました。
◆レギュラーカテゴリー（エキスパート競技）
≪高校生部門≫
・優勝「robotics X」（大阪インターナショナルスクール／立命館高校）
・第2位「Ninja」（福岡舞鶴高等学校）
・第3位「KKT+α」（山梨県立甲府工業高等学校）
≪中学生部門≫
・優勝「TSURUGI MKⅡ」（高岡市立芳野中学校／高岡市立南星中学校／砺波市立出町中学校）
・第2位「奈教大附属中 Analyzer」（奈良教育大学附属中学校）
・第3位「三代目べらぼういず～Ver.EV3～」（神奈川県立平塚中等教育学校）
≪小学生部門≫
・優勝「チームWhite」（舞阪小学校／可美小学校／静岡大学付属浜松小学校）
・第2位「MRJapan」（江南市立古知野南小学校／春日井市立北城小学校）
・第3位「SNS」（にかほ市立平沢小学校）
エキスパート競技・高校生部門で優勝した「robotics X」は京都にある「育星舎 科学の学校」という理科実験教室・ロボット教室からの参加チームです。2013年11月にインドネシアで開催されたWRO 2013ジャカルタ国際大会で第2位を果たしています。なお、同チームは2015年7月に中国で開催された「ロボカップジュニア世界大会2015」のレスキューライン・セカンダリ部門でも優勝を果たしています。
エキスパート競技・中学生部門で優勝した「TSURUGI MKⅡ」は富山県で地域のITを推進しているNPO法人「ネットワークアシストたかおか」からの参加チームです。メンバーが若干入れ替わっていますが、去年、小学生部門で優勝した「劔（つるぎ）1号」に続いての連続優勝となります。
エキスパート競技・小学生部門で優勝した「チームWhite」は浜松市が中心となって活動している「浜松ITキッズプロジェクト」のロボット講座からの参加チームです。地元のIT企業の技術者が講師を担当しているとのことです。
◆レギュラーカテゴリー（ベーシック競技）
≪高校生部門≫
優勝「あんな」（千葉県立市川工業高等学校）
≪中学生部門≫
優勝「遠州魂」（庄内中学校／東部中学校／北浜中学校）
≪小学生部門≫
優勝「大館マッハスターズⅡ」（大館市立釈迦内小学校／大館市立長木小学校）
◆レギュラーカテゴリー(パイロット競技)
優勝「平塚工科Ｂチーム」（神奈川県立平塚工科高校）
◆オープンカテゴリー
最優秀作品「Pod」（横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校）
◆ユニバーシティカテゴリー
優勝 「帝京ROBOLab」 （帝京大学）
さらに詳細な結果については、近日中に公式サイトで公開されると思います。