情報ばかり書いていても面白くないので、教育用に使われるホッケーロボットを組み立てて、簡単に動かしてみました。
顔が超音波センサー、左手がサウンドセンサーになっており、機体の前部に下向きに光センサーが、後部にバンパーとしてタッチセンサーが取り付けられています。モーターは駆動用に左右1つずつと、右手のホッケー回転用に1つ使われています。モーターが非常に大きくなったためか、機体のデザインがモーターにかなり引きずられているのがわかります。
前から見るとなかなか愛くるしい(?)ですが、後ろ姿はケーブルだらけで不気味ですね。NXT では太くてコシのあるケーブルが使われているため、取り回しがなかなかきれいにまとまりません。
NXT ソフトウェアにはこのロボットの性能をフルに活用するチュートリアルが豊富に入っています。が、ここでは簡単なプログラムで動かしてみたいと思います。モーターの動きを記録して再生するプログラムです。NXT ソフトウェアを使うと、以下の画面のような感じで簡単にプログラミングできます。
アイコンを見れば大体想像がつくと思いますが、音声再生、動作記録&動作再生、ボタン操作待ち、の3種類のプログラムブロックからできています。こうやってブロックをポコポコ並べていくだけで、フローチャートライクにプログラミングできるようになっています。
このプログラムを USB か Bluetooth でロボットにダウンロードすれば準備完了です。早速動かしてみましょう。下の写真を押すと Quicktime ムービーが再生されます。
手で動かした動きをそれなりに再生できているのがわかるでしょうか? また、音声で「Record」とか「Good Job!」としゃべっているのが聞こえますか? こんな簡単なプログラムで自分で作ったロボットを自在に動かせるのが、マインドストーム NXT の魅力のひとつですねー。
コメント