いままでのマインドストームと同様、NXT にも一般用と教育用があります。現状わかっている範囲内で、その違いと商品の構成をまとめてみます。
まず今回発売される商品ですが、日本語版は基本的には以下の5点になります。
商品名 | 価格 | 発売 | 備考 |
---|---|---|---|
一般用レゴマインドストーム NXT 基本セット | 42,000円 | 10月 | 一般用NXT ソフトウェア付属 |
教育用レゴマインドストーム NXT 基本セット | 39,900円 | 9月 | 開発環境は付属しない |
教育用 NXT ソフトウェア ver.1.0 | 7,350円 | 10月 | サイトライセンスあり |
教育用 ROBOLAB 2.9 | 8,400円 | 9月 | サイトライセンスあり |
教育用拡張セット | 8,610円 | 9月 |
上の表で一般用と書かれているものは玩具店などのこれまでレゴをあつかっていた店舗で購入可能です。教育用と書かれているものは株式会社アフレルなどの教育用マインドストームの販売代理店や、それを扱う店舗 (ロボコン館とか?) で購入可能です。
一般用セットと教育用セットで販売時期が違うのは、NXT ソフトウェアのリリース時期のせいなんですかねぇ。日本では教育用セットのほうが9月発売といち早く購入可能になっています。ただし教育用セットには開発環境 (ソフトウェア) が付属していませんので、同時発売の ROBOLAB や10月発売の NXT ソフトウェアを別途購入する必要があります。ハードとソフトの両方を買うと一般用の値段より高くなってしまうのが残念ですが、日本語版の NXT を早く触りたい場合は教育用を買うのがよさそうです。
一般用と教育用の中身の違いは以下です。
- 開発環境が一般用は NXT ソフトウェアしか選択肢がないが、教育用は ROBOLAB とどちらか選べる
- 教育用にはリチャージャブルバッテリーや収納トレイが付属する
- 教育用にはタッチセンサーが2つ (一般用は1つ)、ランプブロックが3つ付属する
- 教育用には従来のモーターやセンサーを使うための変換ケーブルが付属し、教育用開発環境でそれらを扱う事ができる
- ブロック数は教育用が431個、一般用は570個
- 教育用では二足歩行の Alpharex などのロボットは作れない (教育用拡張セットを購入すれば可能)
ヘビーに使う人にとってリチャージャブルバッテリーの存在は大きいと思いますが、一番大きいのは変換ケーブルの存在ですかねぇ。従来のモーターやセンサーを利用するには変換ケーブルを使わないといけません。このケーブルはパーツ売りされる可能性が高いですが、一般用 NXT ソフトウェアではソフトウェアレベルで従来のモーターやセンサーが使えないようになっているみたいです。どこかいじったら使えるようになるのかも知れませんが(^^;
このように販売時期的にもセット内容的にも教育用セットのほうが魅力的ですねぇ。これまでのマインドストームや Technics などで遊んでいた方には教育用をオススメします。ただしベースの値段がちょっと高くなってしまうので、ちょっと遅くても少しでも安く購入したい方には一般用のほうがいいと思います。しばらく遊んでいると教育用も欲しくなると思いますが(笑)
情報ありがとうございます。
何が違うのか、ちょと混乱していました。
教育用+ソフト2種+拡張セットと買ってしまいそうで、ちょっと恐いです。
投稿情報: | 2006年7 月20日 (木) 12:54
本家のショップでは、変換ケーブルとバッテリーパックの販売が始まっているようです。日本でも始まるのかな。
また、これに伴い、NXT ソフトウェアでRCX用のブロックが使えるようになるパッチとLegacy Block Library の日本語版が配布されていますね。
投稿情報: たかし | 2006年11 月26日 (日) 18:47
>>たかし さん
あとで詳しく書きますが、どうやら日本でもケーブル類の単体販売が開始されるようです。
アップデートの件のご連絡もありがとうございました。
先日ちょうど入れたところですので、これも機会をみて記事にしたいと思います。
投稿情報: ooba | 2006年11 月27日 (月) 16:44