ロボジョイくらぶ・マイスターブログ

ロボジョイくらぶ2023年2月ぶん更新

ロボジョイくらぶ2023年2月ぶんを更新しました。ハスキーレンズをラージハブに接続する方法を紹介しています。

SPIKE用ラージハブのUART受信方法

SPIKE用ラージハブのポートからUARTで受信するプログラムを作ってみました。

受信はread関数を呼ぶだけです。引数に読み込む最大バイト数を指定します。

1バイト受信するなら、「bytesdata = uart.read(1)」と記述します。

関数の戻り値はbytes型です。

「if bytesdata == None:」で受信データが存在しないことを判断できます。

 

実行結果です。

パソコン側でTeraTeamを起動して、キーボードの「a」を押すと、ラージハブのライトマトリクスに「a」が表示されました。

受信成功です。

SPIKE用ラージハブのUART送信方法

SPIKE用ラージハブのポートAからUARTの送信を行うテストプログラムを作ってみました。

Uartをダウンロード

このプログラムはSPIKEアプリのPython用です。「A」の文字コード0x41を一定時間おきに送信します。

UARTを使うには、mode関数でポートを初期化して、baud関数で通信速度を設定するだけです。ここでは9600bpsとしました。

 

ラージハブのポートAにUSBシリアル変換モジュール（FT232RQ）を接続します。

 

パソコン側の受信データです。赤色は表示不可能なキャラクタコードです。

プログラムが実行していない状態では、ラージハブ側から0x00や0xFFの文字コードが大量に送られてきます。これは、ラージハブにセンサーが未接続であるため相手を確認するために送っている信号が化けたものです。これをゴミデータと呼ぶことにします。

プログラムを実行すると、’A’だけが送られてきます。ずっと勘違いしましたが、ゴミデータの送信が止まらないと思っていたのですが、UART使用時には送信が止まってくれるようです。

プログラムを停止させると、またゴミデータの送信が始まります。

 

SPIKEアプリ3登場

2022年12月ごろから「SPIKEアプリ3」という新しいアプリが公開されたようです。

これに合わせて、従来のアプリを「SPIKEアプリ2」または「SPIKEレガシーアプリ」と名称が変更されています。

筆者の場合、Windowsアプリ版のSPIKEアプリを使っていますが、メニューの名前が「SPIKEレガシー」と自動的に更新されました。

 

SPIKEアプリ（レガシー）を起動すると、こんな感じに新バージョンのお知らせが表示されるようになりました。

 

https://legoeducation.atlassian.net/servicedesk/customer/portal/3/articles/search?searchTerm=SPIKE+App

SPIKEアプリ3とは何なのか？　こちらのページで説明されています。

 

「LEGO Education SPIKE App 3 FATQs」より。Chromeの翻訳機能を使って日本語で表示しています。

これによると、SPIKEアプリ3はまだPython未対応のようです。従来のアプリと互換性もないようです。

 

ロボジョイくらぶ2023年1月ぶん更新

ロボジョイくらぶ2023年1月ぶんを更新しました。

今回のちゃれんじ教室ではRaspberry Pi Picoを使ってハスキーレンズを制御できないか検討しています。まだ途中です。

次回までには完全に制御できるようにしたいです。