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仙台にて、牛タン厚切り定食。このお店には12年ぶりに行きました。当時、仙台市内の信金のシステム対応で詰めてた時、先方の副部長にお昼をごちそうになりました。仙台での牛タンはその時は初めてでした。
盛岡にて、じゃじゃ麺。上にのせたミソを麺に混ぜる。(これは混ぜる前) これで400円、安い。食した後、このお皿に生卵とスープ入れて飲むとウマイらしい、ですが、コレステロール注意報発令中につき、それは断念。
旧・盛岡銀行本店。現在も岩手銀行の支店として使われいる。現在の岩手銀行本店は県庁の隣に。12年くらい前にそちらにも詰めてたなぁ。
盛岡公会堂。
太平洋戦争時の米軍による空襲あったようだが、古い建物残ってます。
組込プレス(技術評論社)Vol18発売。ETロボコン2009の記事特集版です。
表紙に教育用レゴ マインドストームNXT走行体のデザイン。
ETロボコン2009編集部レポート、「ETロボコンが魅力的なわけ」とのテイトル。そして2009チャンピオンシップでの総合優勝チーム副賞ともなった「組込みプレスに記事掲載される権」によるチーム・サヌック(明電システムテクノロジー(株))の公開取材記事。
さらにETロボコン九州地区大会にて実施された「ソースコード品質評価プロジェクト」のレポートがあります。
ETロボコンは、ソフトウェアの分析・設計モデルが審査対象となっており、ソースコードについては多くは語っていません。今回はそこに踏み込んでの実践というわけです。2010年には他の地区でも取り組みがあるとも聞いています。こうした取り組みを無償で提供いただける企業、実行委員のみなさんに感謝。
書籍情報はこちら
http://gihyo.jp/magazine/kumikomi/archive/2010/vol18
ETロボコンでは、過去チャンピオンシップ優秀チームに【組込みプレスの表紙を飾れる権】を副賞としたこともあります。これは画期的な企画でした、技評さん、毎度ありがとうございます。
組込みプレスVol14
http://gihyo.jp/magazine/kumikomi/archive/2009/vol14
チーム・ADoniS (株)アドヴィックス
組込みプレスVol9
http://gihyo.jp/magazine/kumikomi/archive/2007/vol9
チーム・なんだいや(仮) リコーソフトウエア(株) プロダクト事業部 鳥取開発C
浅田真央選手、銀メダルおめでとう。もう、とてつもない競いあい、その中で失敗もありながら自己ベスト。あなたの涙を見て、こらえて話す姿を見て、すごいなぁと胸が辛くなりました。
真央ちゃんは、やっぱり鉄腕アトムだ。みんなのあこがれ、喜び、そして期待に応えるあの姿。
「鐘」をしたがえて滑る姿は、地球や人の今と未来を憂いて怒りと悲しを背負うようであり、高く早いジャンプと着地後の微笑みは喜びと未来への希望、そしてまるで「みんな行こうよ」とジェットで飛ぶアトムそのものです。
オリンピック、スポーツの舞台で、ものすごい高い競技レベルで平和を感じさせたのは、あなたが最初です。
あなたの躍動は、競い合いや闘いといったスポーツの枠を超えた希望がそこにはありました。
いっしょにがんばろう、という気にさせるあなたは、まさにアトムです。
各地で実施説明会が進行中。今回は東北地区、盛岡にて。
東北地区は産学官の強力連携にて実行委員会が組織されています。今回の実施説明会も、運営・司会は岩手県庁より、受付は滝沢村役場より、説明は岩手県立大学の先生、そして本部より民間。
会場は、盛岡駅そばの、アイーナ。
特に東北地区では、組込みソフトウェア分野の産業誘致、産業振興を推進しています。ソフトウェア開発という雇用創出です。就職率や失業率も問題が言われますが、東北は若者が働く場所が少ない、数字を見ても、実情もそうであると地区の方。
工場誘致との違いは、その雇用度合いの高さにあるでしょう。山の中を切り開きまたは沿岸を埋め立てたただっぴろい敷地に工場を誘致しても、ロボットが活躍して、雇用は50人ということがあるでしょう。ソフトウェア開発ですと、街中の4階建てビル(中学校の校舎一棟分程度)に雇用が250人生まれます。固定資産税や償却資産税は見劣りするのでしょうが、若者の雇用度合い、街の活性化、それらの継続による将来的地域繁栄を考えるとソフトウェア産業の誘致は魅力多いものだと思えます。
課題もあります。ソフトウェア産業は従事者に開発力が求められます。東北地区大会が開催される岩手県では、岩手県立大学にてソフトウェア開発におけるエンジニアリング研究・教育を実践し、毎年エンジニア候補生を何十人か生みだします。進出企業、創生企業はそうしたエンジニア候補生がいて成り立ちます。また、東京等大都市で仕事をしていた地元出身者がUターンもしやすくなるでしょう。
そうした地域における産業創出、産業育成の観点からも、人材育成を目指したETロボコンを東北地区で開催する意味があります。ETロボコンは人材育成の推進として地域における具体的な活動を増やしていきたいと思っています。
東京でもそうでしたが、今年の説明会では質疑が活発です。
新走行体のデモはやはり人だかり。
「いやー、東北は広くて開催に苦労も多いんですよ、参加者もたいへんですし。岩手県だけで四国くらいの大きさありますから」と地元委員の談。うん、まったくの実感まではできないけれども、わかる。地区実行委員のみなさんのがんばり、参加者のみなさんのがんばりに敬意&期待。
天気よく、岩手山がキレイに
石割桜。
岩の割れ目に種が落ちて育ったものらしい。年々石の割れ目は拡がっているそうな。裁判所の前庭にあります。
盛岡は街中に見るところがいろいろあって楽しい。今回は1時間ほど時間あったので散策してみました。
遠くに見える雫石スキー場。滑ってみたい・・・。
ただいま冬季オリンピック中、「岩手からはあんまりオリンピック選手出てないんですよ」と地元の方談。
長州以外では総理大臣の数が一番、啄木や宮沢賢治らの作家も多く、岩手はきっとロマンの地なんだろう。
ETロボコン2010は10の地区大会が開催されます。地区大会としたのは2007年からで、これは「参加しやすいように」との気持ちから始まり、地域における人材育成の推進、地域における産学官連携活動の推進を行っています。
2007年3地区、2008年5地区、2009年7地区、2010年10地区と年々開催地区を増やしてきました。このあたりのことはマイコミの取材記事に。
http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/09/17/etrobocon2009_tokyo/menu.html
今年も各地での実施説明会からスタートしています。
2/12(土)に東海地区、そして2/18(木)には東京地区の説明会。
東海地区は地元の専門学校、東京地区は協力企業の会議室をお借りしました。こうした会場提供
含め多くのみなさんのご協力をいただいています。ありがとうございます
実施説明会は、ETロボコン参加希望、興味ありの方向けの説明会です。今年の方向性も話しますので、例年参加しているチーム、初めて参加してみようと思っているチームの両方ともに有意義です。東京地区では今年、地区独自教育(セミナー)を開催するとの発表がありました。地区実行委員のみなさん意欲的です。こうした取り組みは地域の技術力アップ、技術者や学生さんのモチベーションアップにつながることでしょう。
東京地区実施説明会は初参加見込みの方が多く、質疑も活発でした。(たくさん答えました)
みなさん、おつかれさまでした
各地区実施説明会の参加者募集中です。この機会にぜひ。
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【ETロボコン】2010実施説明会 開催のお知らせ
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説明会への参加お申込み、日程、会場地図等、公開中!
http://etrobo.jp/ETROBO2010/taikai/setumeikai.php
※説明会の資料もご覧いただけます※
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●東北 2/24(水) 13:30‐16:30(13:00 受付開始)
いわて県民情報交流センター(アイーナ)
●九州 3/4(木) 14:00‐17:00(13:30 受付開始)
福岡システムLSI総合開発センター
●北海道 3/6(土)14:00‐17:00(13:30 受付開始)
北海道情報大学札幌サテライト
●南関東 3/6(土) 12:30‐15:40(12:00 受付開始)
KGU関内メディアセンター
●北陸 3/6(土) 14:00‐17:00(13:30 受付開始)
金沢工業大学
●関西 3/7(日) 14:00‐17:00(13:30 受付開始)
京都コンピュータ学院 京都駅前校
●沖縄 3月中にて調整中
沖縄産業支援センター
●北関東 3月上旬にて調整中
新潟県内予定
●東海 2/13(土) 済
●東京 2/18(木) 済
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実施説明会の参加費:無料
ETロボコン2010への参加にあたって、実施説明会への参加は必須ではありません。
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ご参加をお待ちしております!!
ETロボコン2010参加申込みは3月8日(月)開始を予定しております!
(ご参考)ETロボコン2010開催記事
@IT 組み込み技術者の熱き頭脳戦「ETロボコン2010」説明会
http://monoist.atmarkit.co.jp/fembedded/news/2010/02/10etrobo.html
組込みネット ETロボコンが走行体や競技規約などを刷新,地区大会は全国10カ所で開催
http://www.kumikomi.net/article/news/2010/02/12_01.php
技術評論社 「ETロボコン2010」いよいよ始動!
http://gihyo.jp/news/nr/2010/02/1101
岩手日報 ETロボコン東北大会 本県で9月開催
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100217_8
投稿情報: 2010/02/23 カテゴリー: 11.ETロボコン | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
ETロボコンでは、ほぼ毎年、コースの改訂が行われる。坂道に始まり、ショートカットやツインループ、昨年はトレジャーハント、”難所”と言われる部分が主である。昨年のNXT走行体の登場でこれらの”難所”がことごとく”難所”でなくなり参加者の制御、開発レベルの高さが目ちました。そこで、今年は技術委員会の面々がいつにも増してコース改訂、競技ルール改定に取り組んでいます。
これが実はものすごくたいへん。
テストを受けるよりテスト問題をつくるほうが難しいというのと同じなんですが、コンセプト、理論値算出、そしてなんといっても新しい難所は試作して走行実験が必要となります。ええ、もうまったく何かの製品開発と同じです。
素材、部品を決める、探すというところから、試作品は手作りであったりします。ふぅ~。
これは、東京と福井でテレビ会議を使った技術委員会開催時の画像。
ITベンダー企業のテレビ会議システムをお借りしました。
3月にはいよいよ走行実験です。そのスケジューリングもこれまたたいへん・・・。
ETロボコンは、地区大会->チャンピオンシップ大会とあり、その過程で技術教育、技術交流、試走会といった教育イベントが続きます。
そうした活動とはちょっと離れて、地域における小さな大会を開催することがあります。今回は、今年から地区大会を開催する北陸と沖縄で、プレ大会が開催されました。地区大会に向けた参加希望者へのプレゼンの場でもあり、地区大会への参加希望者は実際に開発、競技を体験してみるという場でもあります。
沖縄は”おきなわITまつり”というイベントの中で開催。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-02-10_3143
なんと16チームも集まった! 高校、大学、専門学校、企業と幅広い参加、沖縄は熱い!!参加チームと思われるyoutubeを見ると、既にかなりの制御を完成している模様。熱意が感じられます。今年は残念ながら行けませんでしたが、昨年のITまつりではロボコン、ロボットを活用した技術教育についてお話をしてきました。
http://www.okinawa-itpark.jp/contents/info/000308_1.html
産学官連携で盛り上がる沖縄、若者が働く知的生産現場の拡大を目指しましょう!
沖縄地区の実施説明会(参加希望者向けにETロボコン内容、参加についての説明)は
3/12(金) 那覇市・沖縄産業支援センターにて
北陸は石川県・金沢工業大学さんにて。
こちらも産学連携にて盛り上がってます。富山、石川、福井から8チーム参加で、競技会の後にモデル・ワークショップも開催。本部から審査員がかけつけ、参加者と昨年のETロボコン優秀モデルについて議論、相談会を実施。
ETロボコンは、同じ開発テーマを学生さんも企業エンジニア同士も同じ土俵で議論できることに特徴があります。
さあ、北陸の組込みおよびソフトウェア開発力アップに盛り上がりましょう!
北陸地区の実施説明会(参加希望者向けにETロボコン内容、参加についての説明)は
3/6(土) 金沢工業大学 扇が丘キャンパスにて
地区大会のスケジュールはこちらです。(順次確定していきます)
http://www.etrobo.jp/ETROBO2010/gaiyou/schedule.php
(実施説明会は参加無料。ETロボコンへの参加にあたって、実施説明会への参加は必須ではありません)
ETロボコン2010の内容について、記者発表会を開催しました。
2/9(火) 南青山291(東京都港区)にて
今年の開催概要、ロボット走行体や競技内容、モデル審査、教育方針等、また各種募集のご案内。
今年は3地区増えて10地区(北海道、東北、北関東、東京、南関東、東海、北陸、関西、九州、沖縄)にて地区大会開催。各地区にて学生、若手エンジニアの人材育成への取り組みがスタート。
今年は特に”教育ロボコン”を推し進めていきたいと思っています。記者発表会では、実行委員会顧問の大原先生(東海大学専門職大学院組込み技術研究科 研究科長)による「ETロボコンにおける教育の取り組み」として、製造業におけるソフトウェアによる付加価値の重要性およびそうしたソフトウェア開発する技術者に求められる力、ETロボコンでの競いあいがそうした力を育成するといったお話をいただきました。
また、参加チームにおける取り組みとして(株)富士通コンピュータテクノロジーズの菊地社長よりお話いただきました。富士通コンピュータテクノロジーズ殿は昨年事業所ごとに4チーム参加。若手技術者育成の一環、新技術試行の場、コミュニティへの参加機会としてETロボコンを活用されています。
ここでもお話があったのですが、ETロボコンに参加する企業チームのほとんどは、業務時間外つまり夜、土日に活動しており、残業代はでていません。それでも楽しくやり、終わった後にはやってよかったという、はたから見ると不思議に映るくらいの熱意がそこにあります。
今年もみなさんの熱意がETロボコンを動かしていくことでしょう、期待しています。
(2010年新走行体(暫定版)公開の様子)
ETロボコン2010 公式ホームページ http://www.etrobo.jp/ETROBO2010/
記者発表会の記事
@IT
http://monoist.atmarkit.co.jp/fembedded/news/2010/02/10etrobo.html
組込みネット
http://www.kumikomi.net/article/news/2010/02/12_01.php
技術評論社
http://gihyo.jp/news/nr/2010/02/1101
南青山291の外観
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