10月17日(水)~19日(金)の3日間、東京ビッグサイトで、「Japan Robot Week2012」という展示会が開催されています(この他に、「2012 洗浄総合展」「2012 土壌・地下水環境展」「VACUUM 2012-真空展」も同時に開催されています)。この展示会では「第 5 回ロボット大賞」「NEDO 国際ロボットフォーラム」「ロボットイノベーション 2012」「つくば国際戦略総合特区フォーラム」という4つのイベントが行われています。
その展示会の中で、「大谷技研」という会社さんのブースでレゴ マインドストームを使ったロボットが参考出展されていましたので、ご紹介したいと思います。
このロボットは「芋虫ロボット(垂直ガラス面移動ロボット)」といって、2つの吸盤を使い、ガラス面を垂直に登っていくロボットです。
ロボットの先端と終端には、同社が試作した吸盤付きのユニットが取り付けられています。ユニットにはレゴブロックを取り付けられるようにポッチが付いていて、ケーブルを接続するための専用のモジュラージャックも付いています。ユニット内には真空ポンプが搭載されていて、空気を出し入れすることで吸盤を動かすことができます。
なお、この吸盤は工場内の搬送などに使われたりする「真空吸着パッド」というもので、大谷技研さんは、その真空吸着パッドを数多く扱っている会社さんだそうです。
http://ohtani-eng.com/index.htm
▲会社さんのWEBサイト。
http://www.jidouki.com/archives/1490531.html
▲出展内容の紹介。